やる気というのは、出そうと思って出るものではありません。
気分を変えるだけでその通りになるなら、わたしたちは
とっくの昔にあらゆるジャンルで努力をしてきたはずです。

それをしてこなかったということは、やる気というのは
科学的・物理的な管理方法でなければ管理できない
ということなのです。ここではそうした方法を書きます。

モチベーション

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■まず、だらけてしまった理由を分析しよう

これは私の知人の例ですが、彼もネットビジネスをしています。

彼の場合は、もともとは自宅で作業をしていたのですが、
今は毎回スターバックスやマクドナルドなどのカフェ、
ファーストフード店などで作業をしているそうです。

理由は、彼は「部屋だと寝てしまう」からです。

誰でも連続で作業をしていれば眠くなることはあります。
しかし、そこがカフェなどの外であれば寝ようにも
寝れないので我慢します。

我慢するために顔を洗ったり軽く運動したり
しているうちにまた目が覚めて作業を継続できる
というわけです。

しかし、自宅にいたらすぐに寝れるため、
彼は寝てしまうんですね。

昼間寝てしまうと夜眠れなくなって夜に作業する。
朝が来たら眠たくなって寝る、という昼夜逆転の生活を
しているうちに、体調や頭の回転が鈍くなってきたことに
気づいた彼は、今のような仕事のスタイルに
切り替えたわけです。

今では彼は朝から晩まで、サラリーマンと同じように
きっちり仕事をしています。それができるのは「何も
考えずにひたすらお店をはしごする」と決めたからです。

「一日仕事をする」ではなく「一日店をはしごする」と
決めたのです。そうしたら、連続で店に入っているうちに、
いつの間にか仕事の実績が積み重なっている、というわけです。


■問題を解決するためには、多少の投資は惜しまない

彼はカフェなどをはしごしているせいで、1日1500円程度は
飲食代に使っているそうです。たまに安くつくときもありますが、
高くつく時もあるので、平均するとそのくらいだそうです。

つまり、月に45000円ですが、代わりに彼は毎日それなりの
日給を稼いでいるため、このくらいは安い投資だと考えています。

モチベーションを物理的に管理するためには、やはりある
程度の投資が必要です。その金額を抑えられるに越したことは
ありませんが、要は最終的に収支がプラスになればいいわけ
ですから、必要な投資は惜しまないようにしましょう。