ビジネスをする上で税金を熟知している
というのはとても大切です。

お金持ちの人々は口を揃えて
「税金の話をすれば、その人が本当にお金持ちかどうか、
 一発でわかる」と言うくらいです。

ここではそんな税金に関する基礎知識の一つを紹介します。

税金

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■「103万円までは非課税」の理由は?

この金額は知っていても、
理由を即答できる人は意外と少ないです。
これは「基礎控除額と所得控除の合計」です。

基礎控除というのは「誰でも必ず受けられる控除」で、
所得控除というのは
「給料をもらっている人、全員が受けられる控除」
ということです。

税金
「両方全員受けられるんじゃね?」
と言われたら、その通りです。
大抵の人の収入源は「給与」のはずなので、
ほとんどの人はこの両方を受けられるということです。


■そもそも「控除」って何?

控除というのは「税金がかからない」ということです。
(ビジネスをやっている人なら知っているとは思いますが、
念のために)

この控除の金額さえ大きければ、
年収がどれだけ高くて
も「完全無税」にすることもできるんですね。

控除
(実際、Googleやアップルなどの世界のトップ企業たちは、
 各国の税法を組み合わせて控除額をどんどん増やし、
 ほとんど無税を実現しています)


■金額が103万円になる理由は?

再び「103万円」の話に戻ると、
これは「38万円+65万円」から来ています。

基礎控除額が38万円、所得控除額が65万円なので、
合計103万円ということです。

非課税
でも、実はこれはもっと増やすことができます。
その一つの方法が「雑所得」です。

本業と関係のない収入(印税など)ということですが、
これも20万円までは非課税なんですね。

なので、非課税の範囲は拡大されて「123万円」
ということになります。

ここに「経費」も加えると
さらに無税の範囲が拡大していくので、
人間はできるだけ個人事業主になったり法人化したりして
活動した方がいいのです。

という税金の話を、お金持ちになりたいなら
スラスラできるようにしておきましょう。