SEOの単語の一つにキーワード突出度というものがあります。
キーワード突出度とは何か、どうSEOに取り入れるべきか
それを解説します。

キーワード突出度

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■キーワード突出度とは何か?

これは、記事の始めや段落のはじめに、
その内容のキーワードが登場するかどうかということです。

たとえば動物性タンパク質について語る文章だったら、
記事のはじめにできるだけ早く動物性タンパク質という単語が
登場した方がいいですし、
各段落のはじめでも登場した方がいいというわけです。

なぜなら、本当に動物性タンパク質について詳しく語っているなら、
少なくとも終盤になってから登場する、
ということはあり得ないからです。

アンパンマン
■最初に登場しているということは、他の話題についての記事ではない

例えば動物性タンパク質についての記事なのに、
はじめの一文がいきなりアンパンマンについて
語るものだったとしましょう。

もちろん、アンパンマンは食べ物なので、
それを掴みにして面白いジョークを入れながら、
動物性タンパク質の話につなげていく、
ということなのかも知れません。

しかし、それにしても記事の序盤では必ず
動物性タンパク質という単語が登場するはずなんですね。

講演会
■リアルの講演会を想像すればわかる

これがリアルの講演会だったと想像してみれば、
その理由はわかります。

動物性タンパク質についての講演会で、
つかみとしてアンパンマンのネタを入れるというのはいいでしょう。

しかし、それが有効なのはせいぜい1分か2分です。
3分すぎてもそんなつかみの冗談を言っていたら、
「一体いつ始まるんだ?」と、観客はやきもきすることでしょう。

つまり、導入で何か関係のない話をしたとしても、
いい話をするのであれば序盤で必ずキーワードが登場
するはずなのです。

なので、序盤でキーワードが突出しているかどうか
という数値として、キーワード突出度というものが
googleなどによって判断されるわけです。

普通
■といっても、普通にするのが一番

こういうテクニックを紹介すると、
すぐに「できるだけ序盤でキーワードを詰め込もう」
などと考えて不自然な文章を書いてしまう人が増えます。

しかし、このようなことはあくまでおまけです。
そもそもgoogleなどがキーワード突出度という
発想をもうけたのも、普通にいい文章を書いていたら、
そういう流れになるはずと判断したからです。

ということは、わたしたちも普通に書いていればそうなるのです。
(いい文章を書こうとしている限り)

キーワード突出度というのは結局そういうものだと意識しておきましょう。