■転売ビジネス

転売ビジネスはオークションととても良く似ています。
ほとんどイコールと言ってもいいくらいでしょう。

転売

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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ただ、一応違いもあります。
違いをまとめると下のようになります。

・転売ビジネス…商品をどこかから仕入れる
・オークション…自宅のものを売る(こともある)

「転売」という言葉が入っている以上、
「どこかから買った商品を、誰かに売る」ということになります。
つまり、「自宅に最初からあったものを売る」というのは、
転売とは言いません。これは普通のオークションです。

また、こういう違いもあります。

・転売ビジネス…入札がない(普通に売る)
・オークション…入札をする

というものです。
売る時の形式でいえば、これが一番の違いでしょう。

転売ビジネスは「この商品は○○円です」とこちらで定価を決め、
買う人は誰とも入札の競争などせず、普通に「ください」と言って買います。

これに対し、オークションは知っての通り、
入札での激闘をくぐり抜けて買うこともあります。

こう考えると、転売ビジネスよりオークションの方が、
買い手にとっては「ゲーム性が強い」と言えます。


・オークションの方が、価格が大化けすることがある

オークションは、入札が白熱するとどんどん価格が上がっていきます。
もしかしたら、これを読んでいる方の中にも、
その激闘を体験した方もいるかも知れません(笑)。

画面の向こうの何者かわからない人物が、自分を超える価格を提示している。
それを見て、「何か負けた気になって」どんどん値段を釣り上げて
しまった、
という方は結構いるようです。

(買った後で、「俺は一体何をしていたんだろう」と後悔するパターン
ですね。笑)

そのようにお客さんが後悔することは、もちろんあってはならないことです。
ただ、そういう理由でオークションは価格が大化けすることもある、
というのは事実です。

転売ビジネスとオークションの違いは、こういう所にもあるでしょう。
つまり、やり方次第で「100円のフィギュアを1000円で売る」ということが、
自在に出来る世界なのです。