ターゲティングを細かくすることは重要なことですが、
問題点もあります。その問題点について
ここでは詳しく解説しています。

デメリット

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■ターゲティングの問題点(デメリット)

このように選択と集中をするのがターゲティングなのですが、
これはある意味当たり前のことです。

しかし、それにも関わらず経営者の永遠の課題となっている
のは、実際にやるのは難しいからです。


・その選択が正しいとは限らない

ここまで書いたように、ターゲティングただ選択する
だけではなくそこから集中する必要があります

当たり前ですが、「メイド喫茶」という看板を
掲げるだけではダメなのです。

実際にメイド服を揃えて内装もそれ的なものにして、
ホームページなどもすべて「メイド喫茶」として
それに特化して作る必要があります。

しかし、ある日突然「メイド喫茶は風営法に違反するので
取り締まります」と言われたらどうでしょう。
これまで集中してきた努力が、
一気に水泡に帰すわけです。

もちろんメイド喫茶なら風営法に触れることはないですが、
業態自体が廃れるという可能性はあります。

つまり、オタク男性が今以上にさらに草食系になったり
あるいはそもそも貧乏になってしまって、
もうメイド喫茶に行くお金すらない、
という状態になることです。

(これは空想ではなく、実際にユニクロの柳井正会長
「年収100万円時代」と公言していることからも、
近い将来、本当にあり得るといえます)

というように、選択と集中には当然リスクもあるのです。
当たればでかいが、外れたら何もない、というわけです。

何もないならまだいいですが、
膨大な借金が残るというケースもあります。

その点、ネットビジネスはリアルビジネスと違い、
選択と集中が非常にしやすいといえます。

店舗などに投資する必要がないので、
万が一ターゲティングが外れたとしても、
時間をムダにした、というだけで済むからです。

もちろん時間はとても貴重なものですが、
少なくともリアルビジネスのように
借金を背負うわけではないですからね。