マーケティングにおける4Pというのは基本で、
その4つとは、それぞれ何なのか?ということについてなど、
ここでは詳しく説明しています。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■4.マーケティングにおける4Pとは何か?
4Pというのも、マーケティングの基本中の基本といえる
単語であり、数字の一つです。一覧にすると、
・Product…商品・サービス
・Price…価格
・Promotion…販促
・Placement…流通
となります。それぞれ説明します。
■①商品・サービス
これは「自社の商品はどのようなものか」
を絞るものです。
たとえばあなたがネットビジネスのノウハウを伝えるとしたら、
それをさらに絞り込みます。
サイトアフィリエイトのノウハウなのか?
せどりのノウハウなのか?
というのがまず最初の入り口ですね。
で、サイトアフィリエイトだとしたら、
「初心者向けなのか?」「すでに30万は稼いでいる人向けか?」
「ブラックなやり方で短期間で稼ぎたい人向けか?」
「本質的なやり方で、長期的に成功したい人向けか?」
ということを絞る必要があります。
これはポジショニングとまったく一緒ですね。
で「初心者向け」だったとします。
ポジショニングの発想からするとさらに
ここで絞り込みを行います。
「私がそれを語る意味は何か?」ということです。
「どうして、あなたから買うのか?」ということですね。
「初心者のためのサイトアフィリエイト」
というノウハウサイトは山ほどあるのです。
その中でも「なぜあなたから学ぶといいのか?」
を考える必要があります。
これが「ない」という結論もあるでしょう。
もちろんそれでもいいのです。
Productというのは「ない」という結論が出た時、
次のステップでどうするかも重要だからです。
■②価格
何もアピールするものが、プロダクト(商品)の中にはない、
となった時は、②のプライス(価格)で
勝負するのです。
「ああ、なるほど」と思ってくれた方もいるかも知れません。
「特徴がないから安売りする」というのは、
街中の至る所で見られる現象ですが、
理論的にはこういう風になっているんですね。
4Pの中の①のステップで何もなかったので、
②のステップに下ってきたというわけです。
そして、価格が決まったら次の③に移ります。