WEBライティングという言葉がありますが、
普通の出版などのライティングとWEBのライティングは、
一体何が違うのでしょうか。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
⇒ この記事の音声を聞く
ここではその違いを説明します。
■WEBライティングの特徴
この特徴を説明するためには、まずWEBの特徴から
説明する必要があります。
特徴というより欠点、デメリットといった方がいいのですが、
WEBのコンテンツはまず「一覧」がしにくいです。
本などの場合、パラパラと全体を一気にめくって、
大体どこに何が書いてあるのかを把握することができます。
また、その見開きのページの隅から隅まで、
必ずざっと見ることができます。
これに対して、WEBはそのページの隅から隅まで、
一目で見るということができません。
必ず少しはスクロールする必要があります。
スクロールしなくていいように作られているサイトもありますが、
それでは1ページあたりの文章量がものすごく少なくなり、
場合によってはgoogleのペナルティに引っかかってしまう
ことすらあります。
WEBの場合は、どうしてもスクロールして見る必要があるのです。
そうなると、そのページの内容を一覧することは
どうしても難しくなります。
これがWEBと出版との違いであり、
WEBのデメリットです。
■一覧しにくいものを、できるだけ一覧できるように
一覧しにくいというデメリットがあるのであれば、
それをできるだけ一覧しやすいようにすればデメリットは
解消できるということです。
それをするために何をするべきかというと、
たとえばできるだけ箇条書きを用いる、などですね。
今この記事では箇条書きをする必要のある箇所がないので、
今のとこ箇条書きしていませんが、
箇条書きをすることによって、そのページで伝える内容の
全体像がよりわかりやすくなります。
■WEB以外でも共通するテクニック
もちろん、箇条書きするとわかりやすいというのは、
WEBだけではなく紙の書類でも同じです。
また、出版されている本でも同じでしょう。
つまり、最終的には結局「わかりやすくする」という点で、
普通のライティングと何も変わりはありません。
ただ、一覧しにくいというWEBの性質上、
出版の時以上にコンテンツの一覧をしやすくする、
というのがWEBライティングの注意点の一つ
ということができるでしょう。
このような点も意識して、
日々ブログやサイト更新をしていただけたらと思います。
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