ネットビジネスでも、ビジネスである以上、自分の存在を
知ってもらうために広告を使う場面が出てきます。
ここでは、その広告の種類と、広告を出す時の考え方、
コンテンツと広告では、どちらが大切なのかということなどについて、
説明していきます。
音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
⇒ この記事の音声を聞く
■リスティング広告とは
リスティング広告とは、PPC広告という名前でも知られています。
検索した時、普通のサイトとは別に、
一番上に出てくる広告のサイトですね。
これは、お金を払って一番上に表示してもらう、というもの。
このリスティング広告を使えば、
SEOなどしなくても一気にそのキーワードで
1位表示ができるということです。
(本当の1位ではありませんが、一番上に出ているという意味では
1位表示と同じ効果があります)
このリスティング広告のいいところは、
クリックされない限り課金されないということ。
つまり「お金を払ったのにクリックされなかった」
ということはないんですね。
100万円払ったら、必ず100万円分のクリック、
つまりアクセスがあるということなのです。
で、1クリック当たりの値段ですが、
これはキーワードによって異なります。
化粧水というキーワードだとかなり大きいですし、
競争も激しいので、当然単価が高くなります。
これに対して「化粧水 男性」のようにややニッチなものになると、
1クリックあたりの料金はもう少し安くなります。
そして、「総額の上限」も決めることが可能。
つまり、「今月は50万までしかリスティング広告に出せない」
となったら、上限を50万に設定します。
そうすると、料金の総額が50万に到達したら、
自動的にリスティング広告の方で止めてくれるというわけです。
▼広告を出した後、リスティング広告をいじるケース
このように書くと、一度出したらほったらかしでいい、
というように聞こえるかも知れません。
しかし、実際には広告の効果を見ながら
時間単位で調整をする必要もあります。
たとえば、自分が「このキーワードでクリックをもらえば、
かなり成約率があるはず」と思っていたキーワード。
これが完全に外れで「クリックはされるけど、
全然成約しない」ということになると、
ひたすら料金だけ払う、ということになります。
リスティング広告はクリック保証というだけで、
クリックしてくれた人が買ってくれるかどうかまでは
保証してくれないからです。
なので、成約率の低いキーワードでたくさんクリックされると、
どんどん広告費だけがかさむ、ということに
なってしまうんですね。
そのため、売れ行きを見ていて
「これはまずい」と思ったら、
そのキーワードでの出稿は止めないといけないわけです。
逆に、何度かテストして安全なキーワードを見つけたら、
その場合はある程度ほったらかしでもOKです。
(一応、1日1回はチェックするべきですが)
なお、リスティング広告をやっている会社は、
主にGoogleかヤフーです。
どちらでもいいですが、資金があるなら両方やった方が、
より多くのデータが取れていいでしょう。