日常の何気ない動作には、
その人の人生のすべてが現れます。
具体的にどういう行動からどんな人生が読み取れるか
実例をあげましょう。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■カフェに入ってきた人を気にする
カフェやレストランでくつろいでいる時、誰かが
入ってきたら必ずそっちを見る人がいます
(私もその傾向はゼロではありませんが。特に女性が
入ってきた時は自動追尾機能で追いかけてしまいます。笑)
女性を自動追尾する場合はまだいいのですが(いいのです)、
どうでもいいおじさんまで自動追尾するのは考えものです。
だって、誰が入ってきたって自分には関係がないはずでしょう。
もちろん、たくさん人が入ってきた気配がして、
そろそろ席を空けないとまずいかな、というような感じで
見るならいいです。
しかし、全然そんなケースじゃないのに入ってくる人を
やたら気にする人が多いんですね。
■目の前のことに集中できていない
この人たちが何のためにカフェに来たのかはわかりません。
仕事にきたかも知れないし、くつろぎに来たのかも知れません。
ただ、どちらにしても本来の目的に集中できていないのは
確かでしょう。そして、この一瞬それに集中できていない
ということは、少しきつい話ですが、人生全般でも、その人が
今やるべきことに集中できていない(ことが多い)のです。
毎度のことですが、これは私にもそういう部分がありますし、
特に借金を抱えていた頃などは常にそんな感じでした。
どうしても心ここにあらずになってしまうんですね。仕事を
している時は、仕事をしているようで実はできていない。
休んでいるときは、休んでいるようで実は休めていない。
寝ている時も寝ているつもりで・・・(以下同文)という
状態なのです。人生の中で何をしても、「しているつもり」で
終わってしまっているんですね。
これはほんの一例ですが、何気ない動作にもこのように
その人の人生を象徴するような部分がたくさんあります。
自分の行動を一度そうした視点でチェックしてみるのも
いいかも知れません。