ネットビジネスをいやいやというか、お金を稼ぐために
仕方なくやっている、という人は多いと思います。
気持ちはわかりますが、その人がいう「自分が本当に
やりたいこと」を実現するにも「本当の自分」に近づくためにも、
ネットビジネスは必ず役立ちます。間接的にでなく直接的に
役立ちます。理由を説明します。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■そもそも、人間のゴールは精神的なものである
人間は「ここに行ったら幸せ」とか「これを手に入れたら
幸せ」というようなものではありません。ほとんどの人は
そう思っていますが、違います。そういう「外部から
与えられた幸せ」にはすぐに慣れてしまうので、それでは
人間はいつまでたっても幸せにはならないものです。
そもそも、恵まれた生活というなら、世界的に見れば日本人の
大部分はすでに恵まれているのです。外国人からしたら羨望の
眼差しで見つめる対象なのです。
自分の年収が世界で何位なのかわかるサイトがありますが、
そこで年収300万円など、自分の年収を入力してみてください。
予想外のいい順位が出て驚くと思います。
「給料が高い分、物価も高いぞ」と言われるかも知れませんが、
代わりにほとんどの食品は安全で、治安もいいです。日本では
当たり前のこれらのことは、外国では全く当たり前では
ありません。
途上国では「警察を見たらマフィアと思え」ということが真面目に
言われているところもたくさんあるのです(このあたりは、私より
詳しい人もたくさんいるでしょう)。
それだけ恵まれた環境なのに、日本人はほとんど全員、自分の
生活に不満を持っていますよね。これはつまり「外部の環境に
よって、人間の幸せが決まるのではない」という証拠なのです。
■幸せはいつも自分の心が決める
この言葉は相田みつをの有名な言葉の一つです。「これ、
相田みつをだったんだ」と思う人もいるかも知れません。私も
初めて知った時は意外でした。
最初に見たのがミクシイのコミュニティの名前だったので、
どこかの女の子とかが適当につけた名前なのかな、とか
思っていたのです。
この言葉がなぜ正しいのかは、上に書いた「日本人の不満」の
ようなケースを見ればわかるでしょう。日本人が世界一愚かな
金持ちと言われているのにも、こういうところに理由があります。
結局のところ、幸せというのは自分の心以外の何によっても
決めることはできず、逆にその心さえあれば、どこにいても
何をしていても、人間は幸せなのです。
■「ネットビジネスだからうんぬん」という思考を卒業しなければいけない
ネットビジネスをやっている理由は人それぞれですが、自分の意志で
選んだ以上、この業界がどうこうではなく、「あなたの人生が
どうなのか」という問題なのです。
それは飲食業界でも風俗業界でもどんな業界でも一緒です。
自分の意志でそこに入ると決めて入った以上、そこで全力を
尽くさないのは、自分の人生をなめている、ということなのです。
もちろん、入ってみて何か違った、ということはあるでしょう。
その時はすばやく方向転換をすべきです。そして、何が間違い
だったのか、今後間違わないためにはどうすればいいのか、を
感情的にならずに論理的に整理して、次に進むべきなのです。
ネットビジネスの世界の人たちのせいにして逃げたりしては
いけません。すべては自分の問題です。どんな業界に行っても
同じです。
だから、ネットビジネスが嫌ならすぐに辞める。やらざるを
得ないなら、それが自分の人生なんだから愛して続ける。
ネットビジネスをではなく、自分の人生を愛するために続ける、
ということなのです。ネットビジネスをいやいややっている
という方は、参考にしていただけたら幸いです。