日本には同調圧力というものがあります。これは周りの人と
同じように生きることを強制する圧力で、誰もが日頃から
感じているものだと思います。

お金持ちになる上ではこれは確実に障害となります。ここでは
同調圧力とお金持ちになるためのマインドについて語ります。

同調圧力

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■これまでの生涯でされた洗脳は大きい

人間は洗脳などされていないつもりでも、しっかりされている
ものです。洗脳というと言葉が悪いかも知れませんが、要するに
常識が固まっているという状態です。
たとえばトイレットペーパーのホルダーを思い出してください。

最近あのホルダーの形が変化しているんです。どのように
変化しているかというと、ただ棒だけがあって、そこにペーパーの
空洞を差し込むだけのスタイルなんですね。

つまり、もっともシンプルな原始人でも考えそうな形になった
わけです。

よく考えてみると、どう考えてもホルダーの形はこの方が正しい
です。入れるのも簡単ですし、外すのも簡単です。

何で今まであんな面倒なホルダーの形だったのか、不思議に
思いませんか。あの真ん中の棒をうまく外すことができなくて、
子供時代に困ったことは誰でもあるでしょう
(1回覚えてしまえば簡単ですが)。

これは結局、最初に開発されてヒットしたホルダーがあの形
だったから、という理由でずっと続いてきたものなんですね。
こういう小さなところでも、私たちは立派に洗脳されているの
です。気づかないうちに。


■クリスマスにデートをすると誰が決めたのか

他にもおかしな常識や洗脳はたくさんあるのですが、クリスマスに
デートすると決めたのは一体誰なのかと私はいつも思っています。
何でこの日にデートしていないと負け組なのか、理解に苦しみます。

そのこと自体というより、それを信じている人たちがいる
ということについて、理解に苦しみます。

バレンタインデーでも何でもそうですが、これらはすべて企業が
消費者に「ものを買う理由」を作らせるためのものです。

日常のレジャーもそうです。日頃資本家が雇っている労働者が、
プライベートでは消費者としてそのお金を使い、また資本家に
循環させてくれるよう、あらゆる誘惑をしているわけです。

そんなことに気づかず、クリスマスやバレンタインや花火大会に
乗り遅れてはならないと焦っている人を見ると、少しものを
考える人なら私でなくても「目を覚ませ」と言いたくなると
思います。

お金持ちになろうと思うなら、ビジネスで成功しようと思うなら、
このような同調圧力からは逃れないといけません。これは成功者の
マインドの基本といえるものです。