恋愛もビジネスも、人との距離を詰めるという点では
本質は同じです。私の友人で割と女性にモテる人間が
いるのですが、彼から学んだことを書きます。

ビジネスにも通じるヒントがあることでしょう。

恋愛

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■男性と距離を詰めるのと、女性との距離を詰めるのは、実は同じ

彼も昔は女性と距離を詰めるのが苦手だったそうです。
得意になった理由は「まず男性から始めた」からだそうです。

たとえば彼は人と距離を置く人間だったので、スターバックスなどに
入った時に隣の人と並ぶ席だと座れなかったそうです。
(そこであきらめて次の店に行っていたそうです)

でも、彼はそういう時に意識的に隣に座るようにしたんですね。
最初はぎこちなく全然落ち着かず、「何でわざわざスターバックスに
緊張しに来てるんだろう」と自分でも疑問に思っていたそうですが、
人間は何にでも慣れるものなので、徐々に慣れたそうです。

人の隣に座ることが当たり前になると、本当に自然に座れるように
なるので、いつの間にか自分が苦手だったことも忘れていたそうです。

そして、男性でそれができるようになったら、あとは隣が
女性だった時もできるようになり、やがてそれが知り合いや、
同僚などでもできるようになったそうです。


■何でもまずは慣れである

このことから学べるのは、精神的な問題でも慣れによって解決する
ということです。つまり「女性を苦手と思わないようにしよう」などと、
いきなり心の部分を変えようとしても大抵の人は変われません。

でも、彼のように「まず、人の隣に座ることに慣れよう」という
具体的な対策を考えると、あとはそれを数こなすだけなんですね。

こうして目標が具体的になり、数値目標が生まれ、その数値を
ひたすら求めていくという段階になると、いつの間にか自己改造も
できているものなのです。

こういう自己改造のノウハウは、恋愛でも仕事でもその他の趣味でも
すべてにおいて共通するものなので、一見ビジネスとは関係のない
ようなノウハウの本でも、たまに読んでみるといいでしょう。

そうして見つけた共通点というのは、ジャンルが違っても人間に
要求される、一番根本的なものであることが多いです。

時間とかジャンルを超越したことには、人間の本質が現れるんですね。
なので、古典に学んだり、違うジャンルの人から刺激を受けたりする
ことが重要なわけです。

ということを、友人の話から学びました。