確定申告のシーズンが今年も来ました。日頃から
しっかり売上と経費を計算していた人は楽勝だった
でしょうが、そうでなかった人は今、大変でしょう(笑)。
来年はしっかりしましょうね
(というより、もう今年度が1ヶ月以上終わっていますが)。
私はお金の話を一緒にする友達が多いので、この間も
確定申告について話していました。
そこで話したことをシェアします。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■年収2700万のサラリーマンの確定申告
友人の父親は今年年収2700万だったそうです。
リアルビジネスでこの収入はかなりすごいです。
世界的には年収3000万前後から富裕層の定義に入る
らしいですから、ほぼ富裕層ですね。
(定義は他にも「資産8000万」などもあります)
ただ、その税金がかなり取られているのでビックリした
そうです。
このレベルになると税金がほぼ半分取られるということは
知識では知っていたけど、実際源泉徴収票などをチェック
してその詳細を見ていると、「半分取られるということは
こういうことなんだ」と痛感したそうです。
これは経験した人だとわかると思います。
知識で知っているのと、実際に目の前に自分や家族の
源泉徴収票があるのとでは、実感が全然違うのです。
これがもし自営業の収入だったら、いろいろなものを
経費にして、申告する所得を1000万程度にすることは
できたのでしょうが、サラリーマンなのでそれができません。
なので、確定申告をしても還付される金額は20万ちょっと
だったそうです(それでも結構あるなと思いますが)
この話を聞いてあらためて、「お金持ちになるには
サラリーマンではいけない」と思いました。
(友人も同意見です)
■経費で落とせるのは本当に有利
たとえば友人の父親の場合、書籍代だけで年間60万は
使っているそうです。
これは自営業だと完全に経費になるんですが、
サラリーマンだとならないんですね。
友人の父親の年収の場合は、120万を超えた金額から、
ようやく経費になるそうです。
なので、たとえば書籍を130万買ったとしたら、
「10万円分だけ」経費になるというわけですね。
10万円が経費になったって、その節税効果はたかが
知れています(せいぜい5000円とかです)。
これが自営業だったら130万まるまる経費になるわけ
ですから、節税効果は10万近くになります。
考えれば考える程、自営業者、経営者の方が有利な
世の中だなと痛感しました。
それだけリスクも大きいんですけどね。