あらゆる作業をネットでできるというのは、
つくづく有利だなと思います。

逆にネットでできない人は本当に不利です。
ここでは合同会社の設立について、
それをあらためて感じた例を紹介します。

ウェブ

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■ネットで申請しないと、4万円余分にかかる

合同会社の設立は、
登録免許税の6万円さえあればできます。

最小費用は6万円ということです。
でも、これは電子認証という「ウェブによる手続き」をした場合です。

紙で手続きをした場合どうなるかというと、
印紙代という紙の料金が4万円余分にかかります。

つまり、10万円になってしまうということです。
しかも紙での手続きは処理に時間がかかるので、
設立もやや遅くなります。

(それでも、確か即日できるはずですが。
 役所で少し待たされるのは確かです)


■確定申告も、ウェブだと非常に早い

確定申告をウェブでしたことがある人なら
わかると思いますが、紙で提出するのに比べて、
ウェブだとものすごく早いです。

お役所の仕事とは思えないくらい
迅速にやってくれます。

もちろん私企業に比べると十分遅いのですが、
それでも紙で提出していた人たちのどの証言を見ても、
「びっくりするほど早くなった」というので、

断然ウェブでの手続き(イータックス)の方が
有利と言えるでしょう。

時間が早いからといって
還付の金額が変わるわけではないのですが、
お金の支払いを早くしてもらえるということは、
自営業者にとって最重要項目の一つです。

その資金繰り一つで、
人によっては倒産の危機を回避できたりするのですから。

(潰れる下請け業者でよくあるパターンは
 「もう少し支払いを待ってくれ」と上から言われ続けて、
 待っている間に体力が尽きて倒産する、というものです。

 「支払いを早くしてもらえる」というのは
 自営業者にとってはとても大事なことなのです)

というスピードの面においても、
やはりウェブで手続きができるというのは
断然有利なのです。

他にも通販やその他のサービス全般で、
ウェブを駆使すると何でも早く安くできます。

だからこれを使えないお年寄りの方というのは、
本当に損をしているなといつも気の毒に思います。

私も歳をとってもそのような遅れを取らないよう、
今のうちから最新のテクノロジーについていきたいと思います。