「人間は口にしている言葉の通りの人間になる」
ということは自己啓発の世界でも
ネットビジネスの世界でもよく言われます。
今回はこの言葉の意味についてあらためて
考えてみたいと思います。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
⇒ この記事の音声を聞く
■逆に言えば、いい言葉を口にしていたらそのとおりになる
何でもプラスに考えるということは大事ですが、
「口にしている通りの人間になる」ということは、
いいことばかり言っていれば、本当にそのとおりになる、
ということです。
こう言うと「何その宗教みたいな話」と思われるかも知れません。
しかし、どんな時でもいい言葉ばかり口にする、
というのは意外と難しいことです。
試しに今から3時間くらい、
アドリブでどんどん文章を書いていってください。
多分、止まらずに書くという条件だと、
だんだんネガティブな話題になってくると思います。
「自分は最近の若者のこういう所が嫌い」とか、
「STAP細胞の捏造疑惑はひどいと思う」とか、
そういう話ですね。
人間はなぜか放っておくと何かの重力に操られるように、
ネガティブな話をしてしまう習性があるようです。
■このくせは一朝一夕では治らない
私の経験からいうと、このくせは気づいたところで
一朝一夕で治せるものではありません。
どんな状況でもポジティブなことを言うのは、
ものすごい修行が要ります。
人間は一番緊張する一番重要な場面で、
日頃心の中で思っていることが出てしまうからです。
(政治家などの失言を見ているとわかりますね。
彼らが重要な場面でああいうことを言ってしまうのは、
失言というより、緊張して本音が出ただけなのです)
つまり、私たちがどんな時でもポジティブなことを言うには、
心の中から常にポジティブでなければならない、
ということです。
街中でどんなに腹が立つことがあっても
「こいつらうぜwww」とか思ってはいけないというわけです(笑)。
ホームレスの方を見ても「こいつより俺の方がまし」
と思ってもいけないわけです。
難しいことですしキレイ事と思われるかもしれませんが、
そういう風に常日頃から心の中まで
ポジティブな言葉で埋め尽くした人だけが、
どんな場面でもポジティブな言葉を口にできるのです。
ということを私は頭で気づいただけで、
できていない時もあるのですが(笑)。
徐々にできるようにしていきます。
[…] 最近、大前研一さんが「新卒一括採用には国際競争力がない」 というコラムを書かれていましたが、 本当にそう思います。 ここではそれについて私の意見を書きます。 音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。 ⇒ この記事の音声を聞く ■仕事をするのに「新卒」などのタイミングは関係ない 仕事は仕事です。 何か人の役に立つことをして、お金をもらえばいいのです。 それ以上でもそれ以下でもありません。 大学で経済学や経営学を学ぶ必要もありませんし、 ドラッカーを読んで「我々の事業とは何か」とか 考える必要もないのです。 まずは働いて稼いで、人の役に立つということの意味を、 体で知ることが大事なのです。 その経験を積み重ねながら、 「もっと影響力の大きい仕事をするにはどうしたらいいか」 「どうすれば給料が上がるか」 「自分の上層部の人間たちは、どういう勉強をしているのか」 ということを考えて「必要な分だけ勉強する」 それが本来のビジネスにつながる勉強なのです。 「即戦力になれる勉強」というのは、 間違っても資格を取得する勉強のことではなく、 こういう「稼ぎに直結する(というか稼いだ後でする)」 勉強のことを言うのです。 ■今どき新卒採用にこだわる企業もおかしい これだけ世界規模でハイスピードで経済が流れている時に、 未だに旧態依然の新卒採用にこだわっている企業も、 私はおかしいと思っています。 実際、WEBの世界で勢いのある企業は、 一応日本国内でのイメージ戦略のために新卒採用を やることはありますが、基本的には経験のあるデザイナーなどを、 中途で取るということが多いはずです。 (あるいは実力のある学生を、学生時代から引っ張るなど) 結局のところ、ビジネスは結果さえ出せば 後は何をしてもいい総合格闘技の世界であり、 新卒採用にしても何にしても、何かのルールにとらわれる ということがそもそも間違っているのです。 もちろん、法律を順守するのは重要です。 また、人としての道も守る必要があります。 しかし、それらさえ守れば、利益の追求のために何でもする、 というのが本来のビジネスのあり方だと思います。 という野生の本能むき出しのビジネスを、 もっと日本の大学生は学んだ方がいいと思います。 前の記事を見る次の記事を見る […]