SEO対策をする上でどのくらいの文字数の文章を書けば
良いのか?ということについて、詳しく説明していきます。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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文字数が多いほどSEOでは有利になる、
と昔は言われていました。
しかし、この考えも徐々に変わりつつあります。
それは、実際に上位表示をされているページの
統計を見るとよくわかります。
統計では、一番上位表示の割合が高いのは、
「1000文字前後」となっています。
その次が600文字前後で、
逆に3000文字以上の長文になると、
上位表示はほとんどないそうです。
もちろんこれは「そもそも3000文字で書かれている
記事が少ない」ということも理由の一つです。
しかし、実際に3000文字の長文が不利になるという、
確かな根拠はあります。
■人間は、長すぎる文章は読む気がしない
自分が読み手になるとわかることですが、
人間は長すぎる文章は読む気がしないのです。
「このページのテーマは、これだけ読まないと把握できないのか」
と思うと、最初から読む気をなくすのです。
一方、同じ3000文字の内容にしても、
1000文字の3記事で区切ってくれると、とても読みやすいのです。
なので、3000文字で内容のいい記事も、
そのまま3000文字で1記事を書くよりも、
1000文字で3つに分ける、という方がいいんですね。
なので、3000文字以上の長文がSEOで不利、
というのは間違った話ではないのです。
(もちろん、中身さえよければ、
下手にページ移動の手間をかけなくていい分、
3000文字1記事の方がいい場合もあります。
要は中身次第、クオリティ次第ということです)
■本当にいい文章は、むしろ短くなる
600文字というやや短めの文章が検索で不利ではない、
というのもうなずけることです。
というのは、企画書などを見ても分かる通り、
本当はいい文章というのは文字数が少なくなるからです。
「言いたいことを一言で言う」というのは、
相手に何かを伝えるときにすごく大切です。
一言で言えない内容にしても、
本質を見抜いて、ムダをそぎ落とし、
相手にシンプルかつスピーディーに伝わるようにする、
というのは情報伝達の基本です。
なので、本来は文字数は少ない方がむしろいいんですね。
今までのように「文字数が多いほど有利」と
言われている方がむしろ不思議だったのです。