SEO対策で、どのように記事タイトルを付けたら良いか
ということについて、ここでは詳しく説明していきます。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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SEOで有利になる記事タイトルの付け方というのはあります。
これは出版などのタイトルの付け方と、
少し異なっています。
たとえば、マラソンの小出監督が、
高橋尚子選手のエピソードなどを綴ったベストセラーは、
「君ならできる」というタイトルでした。
これはすごくいいタイトルなのですが、
WEBの記事でこのタイトルはNGです。
なぜなら「書かれている内容が何なのかわからない」
からです。
WEBの記事のタイトルではどうするかというと、
「小出監督が見た高橋尚子のエピソード ~君ならできる~」
のようにするべきなんですね。
「君ならできる」を先にした方がおしゃれなんですが、
WEBの検索エンジンの場合、
後から来る方を「おまけの情報」と捉える傾向があります。
これは今後アルゴリズムの変更によって
変わるかもしれませんが、
今のところはそういう仕組になっています。
なので、できるだけタイトルの始めの方に、
「この記事は○○について書かれている」
ということを書くのが、WEBのタイトルではいい付け方
と言われています。
■しかし、時間とともに変わる可能性もある
ただ、このルールは変わる可能性もあります。
検索エンジンのアルゴリズム(システム)というのは、
移り変わりがものすごく早いからです。
今のところはこうなっていても、
そもそもGoogleが「検索エンジンの方でなく、
ユーザーの方を向け」と言っている以上、
ユーザーにとっていいタイトルをつける、というのが一番です。
なので、「君ならできる」を先に持っていくくらいなら、
SEOで不利になることは特にないかも知れません。
ただ、「小出監督、高橋尚子、エピソード」というキーワードは
入れておいた方がいいでしょう。
実際に内容はそれなのですし、
読者もその情報を探しているわけです。
「あなたが探している情報はここにあります」
ということをわかりやすく伝えるためにも
「目印」として、記事タイトルの中に、
これらのキーワードを入れるべきなのです。
彼らはそれを探しているわけですから、
「ここにある」と教えてあげることはいいことなんですね。
宣伝とかそんなネガティブなイメージで言われるような
ものではないのです。
人が探しているものを「ここにある」と教えてあげることは正義。
SEOはそのためにある、ということを意識しましょう。