Googleのアップデートはとにかく予測ができない、
というのが最近よく言われることです。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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しかし、Googleのアップデートは逆に予測がしやすいです。
というのは、彼らは基本的に「人間として正しいこと」を
理想としているので、それに沿っていればいいのです。
ある意味、彼らのやっているのは「古典」なんですね。
論語やドラッカーに書かれているようなことと同じであり、
そうした「本質にのっとったビジネス」をしている限り、
Googleのアップデートに怯える必要はないのです。
■最初は大変だが、その方が後が楽
これは何にでも言えることですが、
最初が大変な分、後が楽ということはたくさんあります。
本質的なビジネスをする、サイト運営をするということは、
最初こそ大変ですが、後々ペナルティを受ける可能性もないので、
気分的にとても楽です。
常に安心しながらビジネスをすることができます。
一方、ペナルティを食らいそうな不自然なことをしている人は、
いつもそれに怯えながらサイト運営を
しなくてはいけません。
これは最初楽をできたように見えて、
実は全然楽できていないんですね。
■警察から逃げ回る犯罪者の心境を想像する
これは警察から指名手配されて逃げまわる
犯罪者の心境を考えればすぐにわかるでしょう。
彼らは、たとえば強盗殺人だったとしたら、
「ここで強盗した方が楽に稼げる」
「見つかっちゃったけど、捕まるよりは、
殺して逃げた方が楽に生きられる」
と常に「楽」に見える方を選択したからそうなったわけです。
(生活が貧しかったからかも、という見方もありますが、
今の日本では、まともな心さえ持っていれば、
人を殺さなくても生きていけるはずです)
強盗殺人犯たちは、それが楽だと思って
強盗をしたり殺人をしたりしたわけですが、
その後が全然楽でないことは言うまでもないですよね。
思い切り極端な例えですが、
Googleを敵に回すということは、WEBの世界においては
それに等しいくらい無謀で無理なことなのです。
彼らは「世界の情報を管理する」という
壮大なスケールの目標を持っており、
そのために徹底していい情報だけが上位に来るよう、
あの手この手を尽くしています。
世界トップレベルの頭脳がそうして日々努力しているわけですから、
いわば相手はFBIやCIAのようなものなのです。
敵に回さない方が楽に決まっています。
なので、ひたすら正しいサイト運営をすれば、
アップデートなど別に怖くないんですね。