ターゲティングの前のセグメンテーションについて
それが何なのか?具体的にそれをしたらどうなるのか?
といったことについて、ここでは詳しく解説しています。

ターゲティング

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■3.ターゲティング

ターゲティングについて説明する前に、
まずはセグメンテーションを説明する必要があります

セグメンテーションは「分類」ということです。
つまり「お客さんを分類する」ということです。

というと、多くの方がとっさに連想するのは
「年齢別」とか「性別」というものでしょう。

確かにこれも場合によっては役立つセグメンテーションですが、
本当のセグメンテーションはもっと細かく
人間的なものです。

たとえば上で紹介したコーヒーの例
もう一度引用するとわかりやすいです。


■コーヒーを求めるユーザーをセグメンテーションする

コーヒーを買おうとするユーザーセグメンテーションすると

・眠気ざましをしたい人
・リラックスしたい人
・人をもてなしたい人
・カフェのない途上国で、富裕層の気分を味わいたい人
・コーヒーマニアの人
・店員の女の子が好きな人
・そこの景色が好きな人
・ノマドしに来た人

など、いくらでも細かく、
しかも人間的にセグメンテーションすることができます。

「年齢別」などの一般的なセグメンテーションと違い
こうして分類してみると、
お客さん一人一人の顔が見えてくるでしょう。

そして、自分が相手にするお客さんは
どのセグメンテーションに属しているのか、
を判断してからターゲティングに入るのです。


■ターゲティング=選択と集中

選択と集中という言葉は、
マーケティングに興味がなくても聞いたことが
多いのではないかと思います。

これはビジネスの中でもっとも重要な教えの一つ
と言ってもいいくらい、多くのビジネスマンや
経営者が座右の銘としているものです。

ターゲティングというのはこの選択と集中のことで、
上のセグメンテーションの中から、
どのお客さんを選択して、集中するかを決める
というものです。

一番わかりやすいのは「店員目当てで来ている」という例です。