SNSという言葉はすっかり日本で定着しましたが、
実際にSNSというのはどういうメディアがあるのか、
全部言える人は少ないでしょう。

ここではそれを一覧にして紹介します。

SNS

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■すべてのSNSの種類一覧

・ブログ
これも一応SNSです。
特にアメーバは交流の機能が強いので、
ブログの中でもSNS的性格が強いものです。

・ミニブログ
Twitterのことです。
もう完全にTwitterという言葉で通じるようになっていますが、
これはウォークマンが商品名というのと同じで、
本当の呼び名はミニブログなんですね。

(ちなみに、中国のミニブログは微博(ウェイボー)ですね)

・SNS
これは他に呼び名がなかったので、
もう一度SNSという単語をあえて使いました。

facebook
Facebook、ミクシイやGREEなどのように
「閉じたメディア」ですね。
リアルの人間関係に比較的近く、人脈や交友関係を広げるために
使うものです。

・wiki
これもWikipediaが代名詞となっていますが、
知識を共有するためのSNSです。

あれはみんなで情報を編集しているという点で、
立派な「コミュニティ」なんですね。

動画
■画像、動画系の共有

長くなってしまったので一度分けます(笑)。
画像や動画系の共有でもSNSがあります。

・ビデオシェアリング
ご存知YouTubeですね。
YouTubeは動画投稿サイトとも言われますが、
あれで交流する機能も立派にもっているわけです。

(実際、動画そのものより、コメントによる
 交流をメインにしている人もいますね)

あと、ニコ動なども動画SNSですね。

・フォトシェアリング
たとえばflickrです。
写真素材を探す場所、という認識の人も多いかも知れませんが、
元々は写真家同士が交流するために作られたサイトです。

(もちろん、写真家というレベルでない、
 素人の写真でも交流できますが)

flickr
・ショッピングコミュニティ
動画や画像とは少しずれますが、
ショッピングに関する口コミを共有するサイトです。

たとえば@コスメが日本では有名ですし、
ぐるなびなどもそれですね。
(一時期やらせ問題がありましたが)


■知識、ニュース共有系

・ソーシャルニュース
このサイトは知っている方が少ないかもしれませんが、
たとえばニューシングなどがあります。

ニュースで興味があるものをみんなで共有し、
それについて語り合うというものですね。

たとえばヤフーニュースなどの記事でも、
コメント欄で感想を共有できるようになっています。
これも一種のソーシャルニュースでしょう。

ソーシャルブックマーク
・ソーシャルブックマーク
これははてなブックマークが代表です。
ニュースとの違いは、ニュース以外の普通の記事も
共有する、ということです。

共有して意見を言い合うというところに特徴があります。
ただ、最近のはてなブックマークは、
中身が衰退しつつあると言われていますね。

・ナレッジコミュニティ
知識を共有するものです。
Wikipediaとの違いは、質問形式ということです。

ヤフー知恵袋やOKWaveが代表ですね。
目的が限定されていますが、これも立派なSNSです。

特にヤフー知恵袋の場合コインがあって、
これが仮想通貨のようになって機能しているのも面白いです。

…というのがSNSのすべての種類です。
あらためて整理していただけたらと思います。