お金持ちになりたいと思っている人であれば
「お金に色はない」という言葉を聞いたことがあるでしょう。

お金の色

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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聞いたことはなくても、これと同様の言葉を聞いたり、
あるいは自分で考えたりしたことはあるはずです

(そのどちらもないという人は、まだ本当にお金持ちに
なりたいとは思っていないということです)。

お金に色はないというのは「どんな方法であろうと、
稼いだお金は全て同じお金である」ということです。

いい意味に使われることもあれば、悪い意味で
使われることもあります。

例えば与沢翼さんの稼ぎ方の場合、明らかにグレーなものが
多いのですが、「お金に色はない」という考え方からすれば、
そんなことはどうでもいい、ということになります

(実際、彼はどうでもいいと思っているでしょう)。

こういう「悪い稼ぎ方でもお金を稼げばいい」というのは、
「お金に色はない」の「悪い使い方」です。

人の役
では、いい使い方とはどういうものでしょうか。

これは「どんな方法でも、人の役に立ったのならいい」
というものです。

例えばずっと漫画家を目指していたというような人であれば
(あるいは今も目指している人であれば)、

「バイトの給料=つまらないお金」
「漫画でもらったお金=尊いお金」

というようにお金を区別しがちです。

(多分、ほとんどの人がしています)

しかし、見方を変えればその人が漫画を描くよりも、
バイトをする方が誰かの役に立ったから、お金をもらえたわけです。

そういう意味では、もしかしたらバイトをした方が
偉いのかも知れません。

というのが「お金に色はない」の「いい意味」の使い方です。
与沢翼さんの場合は悪い使い方になりますが、
この区別はしっかりしておきましょう。