■輸入ビジネス

転売ビジネスの中でも特に大きなジャンルが輸入ビジネスです。

「輸入転売」という単語もネットビジネスの世界ではよく聞かれますし、
「転売ビジネス=輸入ビジネス」と思っている方も多いです。
(実際、似たようなものですが)

輸入

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
⇒ この記事の音声を聞く

輸入ビジネスは、この数年間でだいぶ状況が変わっています。
というのは、昔と違って
「日本人の物価だけが異様に高い」という状況では
なくなってきたからです。

昔は日本人が世界の中でずば抜けて金持ちだったので、
それに伴って、物価にも大きな差がありました
しかし、今はこの差が小さくなったどころか、

「むしろ日本の方が安い」ということもしばしばあるのです。

なので、単純に
「海外の安い品物を仕入れて、日本で売る」というだけでは
稼げなくなっています。

「この国だと、この商品が異様に安い」というものをピンポイントで
見つけて、それを売る、などの工夫が要ります。


・どんな商品がそれに当たるのか?

普通の感覚でいえば、「その国の名物」です。

たとえば、インドの名物は
「オートリキシャー」という三輪バイクの
タクシーです。
インドの空港では、これのミニカーが人気のおみやげ品となっています。

これは、インドだと1000円程度で買えるようですが、
日本だと1万円くらいします

(インドで1000円というのは、買う人や場所によってまったく違います。
 彼らはぼったくれる相手からはいくらでもぼったくるからです)

というように、
その国の名物の場合、割と利益が出やすいです。
ただ、それは当然多くの人が気づくので、そこに競争が発生します。

特に大規模に儲けられるジャンルだったら、
大企業はともかく、中小企業が参加してくるケースは十分考えられる
でしょう。
なので、そういう価格競争に陥ったら、手を引くべきです。

あるいは、
自分がもっとビジネスを加速させて、
自分が中小企業として、薄利多売路線で勝つ、
ということです。