・これからの時代、せどりはどうなる?

個人的には、昔のように大金を稼ぐのは難しいと思います。
稼げるならみんなずっと続けているでしょう。
せどりで稼いだ人がみんなメルマガアフィリに転身するのは、
「一定金額以上は稼げない」ということがわかっているからです。

せどりの将来

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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せどりは単純労働です。
極端な話、外国人労働者を雇ってもできる仕事です。
(すでに雇っている方もいるようです)

せどりの組織を会社化して、大規模に稼いでいる方も、
ネットビジネスの世界には沢山います。
今後この流れは加速するはずなので、
昔ほど個人がせどりでたくさん稼ぐ、というのは難しいかと思います。


・「自分でなければできない仕事」をする必要がある

これはせどりに限ったことではなく、
ネットビジネスの世界に限ったことではなく、
ビジネスの世界全体で起きている流れです。

たとえばシャープやソニーの今のような凋落を、一体誰が予想した
でしょうか。

「世界の亀山モデル」という言葉に象徴されるように、
「日本独自の技術」と思っていたものでも、
情報の行き来が激しい今の時代では、簡単にコピーができてしまうのです。

(亀山モデルがすべてコピーされたわけではありませんが、
 消費者からしたら違いのわからないレベルのものを、
 簡単に真似して作れてしまう、ということです)

電気機械のような高度な技術でも、このように「誰でも真似できる」
時代になっているわけです。

まして、せどりのように「外国人労働者でもできる」ような仕事では、
いつまでも稼げるわけはないんですね。

せどりで努力するのを否定しているわけではありません。
何かしらの差別化や戦略が必要、ということです。

普通に「お宝本を探す」というだけなら、誰がやっても同じなのですから、
どこかの中小企業が外国人を雇って、大量にそういう本を探し出し、
大量に出品した方が、社会のためになるでしょう。

(外国人労働者もいいお給料がもらえて大喜びですし、
 彼らの国の家族も仕送りをもらえて大喜びです)

もう、ネットビジネスもこういう流れで考える時代が来たんですね。
ネットビジネスの世界の人だけで寄り集まって、
「ネットビジネスのノウハウは…」などと言っている時代ではないのです。

お金や物資が行き来している以上、それは普通に「ビジネス」です。
となれば、私達がしばしば区別する「リアルビジネス」の世界の人々とも、
当然勝負しなければいけないということです。

まったく勝負しない「メルマガアフィリのためのメルマガアフィリ」
のようなものもありますが、これは「マルチ商法」と何ら変わりありません

私もメルマガアフィリエイトをしていますが、これはあくまで
「本質をついたネットビジネス」を多くの方に伝えるためであり、
「メルマガアフィリのためのメルマガアフィリ」になってはいけないのです。