■結局のところ、自分にとって何が幸せなのか、がすべて

ここまで私が書いたことを読んでいて、
「そういう人生は本当に幸せなのか?」とか、
「自分はそんな人生、絶対ゴメンだ」と思った方もいるでしょう。

望む

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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何を隠そう、書いている私自身、そう思いながら書いていました(笑)。
「本当に、そこまでして成功しなければいけないのか?」と。

たとえば動物の話を再度すると、彼らは確かにゴロゴロしています。
しかし、だからこそ可愛いわけです。

彼らが「自分を死地に置く」とか、
「成功するための哲学とは…」とか語っていたら、全然可愛くありません。
彼らは「お気楽で間抜け」だからこそ可愛いわけです。

人間の世界でも、芸術家など面白い発想をする人々は、
しばしばそういう傾向があります。
動物に例えるのは失礼かも知れませんが、彼らのように
「何も考えていない」から、面白いものを生み出せることも多いのです。

こう考えると、結局のところ「その人がどう生きたいか」
ただそれだけなのではないでしょうか。

どこまで行っても上には上がいるのだから、
「どこかで満足する」ということも大事なのだと思います。


■人の意見に流されず、自分の体で考えよう

ここまで来ると、もう私の言葉など読んでいる場合ではありません(笑)。
あなたにとって本当に幸せなことが何なのか、私は知りません。

たとえば小さい頃に何かトラウマを抱えている人は、
自分でもそれに気づかないうちに、そのトラウマに行動が支配されている、
ということがしばしばあります。

父親に捨てられた女の子が、気づかないうちに父親と似ている男性、
(まったく違うようで、本質は似ている男性)ばかりをつかまえて失敗する、
とかそういう話はよく聞きますね。

こういう人間の行動とか、本当に望んでいることというのは、
小さい頃からの歴史が関わっているので、当の本人でなければ
わからないのです。

私がカウンセラーのような顔をして、「本当の幸せは…」とか、
言えるものではないんですね。

とりあえず私がわかっていることは、
「自分に対して正直になる」ということが絶対必要、ということです。
これ抜きでは始まらないというくらい重要です。

ありきたりなセリフかも知れませんし、私自身もあまり出来ていないの
ですが、いつかはそういう風に自然に生きられるだろうと思っています。