■パレートの法則(80:20の法則)

パレートの法則はかなり有名な法則です。
「80:20の法則」「ばらつきの法則」などと呼ばれることもあります。

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音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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これは「重要な部分の8割は、2割の人々によって生み出されている」
というような法則ですね。
具体的には、例えば下のような例があります。

・売り上げの8割は、2割の優良客が生み出している
・売り上げの8割は、2割の優秀な社員が叩き出している

…というものです。
8割や2割という数字は多少変わるでしょうが、
どんな場面でも何かしら、こういう法則は見られるでしょう。

ここでは、このパレートの法則をどのようにビジネスに活用するか、
ということをお話します。


・本や教材のすべてを読む必要はない

例えばビジネス書や情報商材などを読み込む時、
すべてを読む必要はありません。

パレートの法則に照らし合わせて言えば、
「重要なヒントの8割は、2割のページに全部入っている」

ということになります。
なので「その2割だけ」読めばいいのです。

その場合、学べるのは重要なヒントの8割だけになります。
ヒントの2割は逃すわけですが、それでも別にいいでしょう。
また別の本を読んで、その本のヒントの8割を吸収すればいいのですから。
要は80点主義ということですね。

「1冊まるまる読んで100点」より、
「2割だけ読んで80点」の方が、断然効率がいいはずです。

1回の読書だけなら大した違いではないかも知れませんが、
これが生涯の読書、生涯の仕事で繰り返されるとしたら、
いかに「80点主義」が大事かわかると思います。