・その「2割の部分」をどう見抜くのか

問題は、ヒントの8割が詰まっている「2割のページ」をどう見抜くのか、
でしょう。
それが簡単にできたら、確かに誰も苦労しないはずです。

望む

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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これについては、たとえば読書の場合、
その「2割」がどこかは、人によって異なるのです。
たとえばアフィリエイトの本を例にとって説明しましょう。

初心者の方が市販のアフィリエイトの本を読む場合
まず「アフィリエイトとは何か?」とか、
「サイトはどういう風に作ればいいのか」ということが重要になるわけです。
彼らにとって「重要な情報」はこういう部分なんですね。

これに対して、私の場合これらのことはすでにわかっています。
(というより、書籍より私の方が詳しい部分が多いです。笑)

なので、私が興味を持つのは、
「まったくの素人に対して、アフィリエイトをどう説明するのか」
「書籍の構成はどういう風になっているのか」

という部分です。
読む人が変われば、このように「重要な部分」も
まったく変わるわけですね。

私の場合、これらの情報が詰まっている部分は、たとえば「目次」です。
それプラス「本の構成そのもの」です。
(つまり、文章自体はほとんど読まなくていいわけです)

これに対して普通の人の場合は「前半2割くらいの文章」が重要になる
でしょう。
(大抵、そこに一番重要な情報を、著者も持ってくるからです)

このように「重要な2割」がどこにあるかは、その人によって違うのです。
なので、万人共通の見抜き方というものはないのです。
臨機応変に「自分にとって必要な部分」を、
ひたすら探すしかないんですね。