■海外に出ることのデメリット
ここまでは海外のメリットを主に紹介してきましたが、
当然何にでもデメリットはあります。
メリットだけ話していたら、3流のアフィサイトのようになって
しまうので(笑)、デメリットにも少し触れておきましょう。
・仕事が遅くなる
友人いわく、仕事はどうしても遅くなるそうです。
まず、飛行機で移動する一日は、ほとんど仕事ができません。
韓国や中国、台湾などならいいでしょうが、
カンボジアやインドなどの場合、往復で合計2日潰れることになります。
また、ネット環境を確保するのが大変です。
カンボジアの場合はあっという間に確保できたそうですし、
ソウルなども大丈夫でしょうが、
インド、バンコクは結構苦労したそうです。
インドは、コルカタ(カルカッタ)のような大都会でも、
全然Wi-Fiが使えないそうです。
インドの携帯電話を持っていないとマクドナルドのWi-Fiも使えず、
友人は自前で7000円のWi-Fiルーターを買い、
それに「コルカタでしか使えないSIMカード」を挿入して、
ネットを使っていたそうです。
(デリーに行ったらまた別のSIMカードを買って開設手続き…
という風に、本当にインドのWi-Fiはやっかいだったそうです)
このように、ネット環境を確保するだけでも、
国によってはかなりの労力を必要とします。
また、確保できても速度が遅いのが普通です。
日本より通信速度が遅いというのもありますが、
「日本のサイトを海外で開くと遅くなる」というのも原因の一つです。
日本のサイトは日本のサーバーに設置されているので、
海外からアクセスすると、どうしても物理的に時間がかかります。
たとえば東京で1秒で開ける日本のサイトは、
フィンランドだと3秒かかるそうです。
同じように、東南アジアやインドなども時間がかかるんですね。
距離的に単純に計算すると、インドは2倍、
東南アジアは1.5倍という感じでしょう。