■バックエンド商品はなぜ必要なのか?
ここまではフロントエンドが必要な理由について書いてきました。
次にバックエンド商品が必要な理由についても書きましょう。
音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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これは単純にいうと売り上げを伸ばすためです。
基本的にどんな企業でも、
パレートの法則によって売り上げが成り立っているんですね。
パレートの法則というのは、
「売り上げの8割は、2割の顧客が占めている」
というようなものです。
これは80対20の法則などと呼ばれることもあり、
要は「大事なものの8割は、2割の○○によって成り立っている」
というようなものです。
たとえば「書籍の重要な情報の8割は、
2割のページによって成り立っている」
というように、応用はいくらでも利きます。
で、このように2割の顧客が売り上げの8割を叩き出す現実がある、
ということは、この2割の人がガンガンお金を使える、
使いたくなるようなものを用意しておく必要があります。
これは押し売りをしたりするのとはまったく違います。
押し売りをしないと売れないのは、
残り8割の「薄いお客さん」です。
2割の濃いお客さんたちは、むしろ買いたいのです。
居酒屋の例でいえば、「いいお店で飲み会をたくさんしたい」
と思っているのです。
なので、むしろ彼らのために、
高額な商品(飲み会プラン)を用意しておく必要があるんですね。
用意しておかないと「何、このサービスの悪い店」
となってしまうのです。
こういう濃いお客さんのために、
高額の商品を用意しておくというのはいいことなんですね。
もちろん、その値段に見合った内容である必要がありますが。