■これから先のネットビジネスで「起こらないこと」は何か

これは断言できますが、「ブラックハットSEOが勝つ」というものです。
ブラックハットSEOというのは、簡単にいうと「小細工」です。

ブラックハット

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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自作自演のリンクを貼るなどして、人工的にサイトの順位を上げる、
というものです。

もう現時点で絶滅に向かっていますが、これから先、
ますます消えていくでしょう。

GoogleはブラックハットSEOを完全に敵視していますし、
彼らは世界で最強の天才集団です。

日本のちょっといい大学を出た程度のSEO業者が、
あれこれ小細工を弄してGoogleを欺こうとしても無理なんですね。

なので、これから先ブラックハットSEOが消える、
ということは確実に言えます。

というより、そもそもSEOという言葉自体が過去のものになるかも
知れません。
というのは、10年以上日本のSEOの第一人者で、
今でも「SEO」と検索するとWikipediaと1、2位を争う
住太陽(すみもとはる)さんという方がこう言われているからです。

(原文そのままではなく、内容の要約です)

検索はユーザーからの「質問」です。
 そして、SEOというのはそれに対して「ベストの答え」を返すことです。
 ベストの答えを書いているページ、サイトは、
 必ず上位に表示されます。

・今の時代、ネットでもユーザーの目が肥えています。
 見た目の華やかさに騙されず、「そのサイトにもとめている情報が
 あるか」 をユーザーがしっかり見極めるようになりました。

・そのため、WEBデザインに専門的なスキルは要らなくなりました 。
 見た目を華やかにするデザインの知識よりも、
 ユーザーが知るべき情報をわかりやすく伝える、
 企画書のレイアウトのような最低限のスキルがあればよくなりました。

・つまり、SEOは誰でもできる時代になりました。
 逆にいうと、その分野に対して専門的な知識や、
 情熱がなければ上位表示されない時代になりました。

…ということです。私流の言葉に解釈させていただいていますが、
 住太陽さんのサイト を全部読んでまとめると、
大体こういう内容になります。

これは住さんが特別なことを言っているのでなく、
 よく考えたら当たり前のこと です。

「中身があって地味なサイト」より「中身がなくて派手なサイト」
が勝っていた今までの時代というのは、
「ファッションしか能のない政治家が当選する」というようなものです。
当然ですが、それが正常なわけはないですよね。

時代が進化すれば、必ず「中身がある人(もの)が勝つ」ように
できているのです。 「正義が勝つ」 ではないですが、最終的には、
どんな業界でもそういう方向に進むんですね。

こういう流れはすべての業界で必然的に起こるものなので、
これから先、ブラックハットSEOの復活はないと断言できるのです。