■ニコ生で人気の配信の種類は?
ニコ生で人気の番組(配信)の種類としては、
たとえばゲーム、雑談、音楽、釣り、ビジネスなどがあります。
▼釣り配信について
釣りというのは、もちろん魚釣りの方ではありません笑。
人間を釣るものです。
いかにも人がクリックしそうなタイトルや画像で興味をひき、
それでアクセスを集めるというものですね。
(普通のブログやサイトの場合も、
こういう記事はよくあると思います)
釣り配信は、マーケティングの世界では、
「炎上マーケティング」とも呼ばれています。
釣り配信のすべてが炎上マーケティングというわけではありませんが、
基本的に釣り配信は過激なタイトル、内容が多いので、
その内容に怒り狂う人もいます。
そういう怒りもアクセスにつながるので、
このテクニックがよく使われているわけですが、
こういう部分はまさに炎上マーケティングと
まったく同じと言えるでしょう。
釣り配信の中にも、たとえば「感動的なタイトルで釣る」
などのものも、まああることはあります。
ただ、そういう真面目なものには人はあまり反応しない
(少なくとも、ニコ生を見ているような暇な時には反応しない)
ので、やはりネガティブだったり、
過激だったりするタイトルの方が多いのです。
なので、炎上マーケティングと基本的に同じ
ということができるんですね。
▼ゲーム配信について
これは「自分のゲームプレイの実況中継」です。
ゲームに興味がない人からすると、
「誰が見るんだ、それ」という感じでしょう。
しかし、ゲーマーからすると、
「このゲームを3分でクリアする人間がいる」などと聞くと、
「まじかよ」と思って、その動画を見たくなるのです。
たとえば昔の少年でいうなら、
「高橋名人のプレイを生で見たい」というようなものでしょう。
スーパーファミコンのさらに前のファミコンの時代、
高橋名人というゲームの達人がいたことを、
知っている人もいるかと思います。
(僕の世代でギリギリくらいですね。笑)
高橋名人は「1秒でボタンを16連打する」ということで
有名だった方ですが、彼のプレイ動画は、
当時のテレビ番組などでも放映されていました。
それがネットに移っただけなので、
よく考えると、昔からこういうコンテンツはあったんですね。
なので、今でも一定の需要があり、
それをマネタイズすることもできるわけです。
どんなジャンルのネットビジネスでも、
こうやって歴史を紐解いていくと、
大抵昔似たものがあったんですね。
(それは悪いことではなく、いいことです。
昔からあった=今後も需要がある、ということなので)