■スポーツ新聞や週刊誌が長年やってきたビジネスと同じ

こういう「悪口で稼ぐ」というのは、
スポーツ新聞や週刊誌が長年やってきたビジネスと同じです。

あれらに書いてあることは、結構嘘も多いです。

たとえばさくらももこさんのエッセイを読んだことがありますが、
そこにも「女性自身に大嘘の記事を書かれた」ということが、
しっかりと書かれていました。

その記事の内容は、さくらさんが大ファンの俳優の
ストーカーをしている、というようなものでしたが、
その記事に書かれていた「いついつ、その俳優と会って…」などの事実は、
完全になかったそうです。

…という例はいくらでもあるのですが、
もちろん、嘘をついていいというわけではありません。

ただ「嘘をついてでも、彼らが悪口を書こうとする」くらい、
悪口というのは芸能の分野では、
ある程度お金になるものなのです。

もちろん、あまりいいビジネスではありません。
事実、週刊誌とか一部のスポーツ新聞というのは、
世間から忌み嫌われているという現実もあります。

逆にいえば、そのように世間から嫌われる覚悟があるなら、
お金のためにそういう配信をするのもあり、ということです。
私はあまりおすすめしませんが(笑)。

(ちなみに、私がおすすめしないというのは、
 それをやる人を否定しているわけではありません。

 ここで「おすすめしない」と書かれても、
 まったく気にせず堂々とやるくらいの人が、
 こういうビジネスでは成功する、ということです)