■今後のニコ生はどうなるのか

ニコ生を活用するなら、その努力がムダにならないように、
今後のニコ生がどうなるのか予測することも大切。

私が思うに、今後テレビの機能はどんどんニコ生に
移っていく
のではないかと思われます。

特に芸能系はそれが顕著です。

たとえば今まで「アイドルになりたい」と思ったら、
面倒なオーディションを受け、スクールに多額のお金を払って、
業界のお偉いさんに枕営業をして…、

という多大な労力や屈辱を経験する必要がありました。

しかし、今はそれがないのです。
可愛くてトークがうまい、あるいは歌える、踊れるなどの特技があれば、
一人で勝手に有名人になれる時代です。

これは決して怪しいことではなく、
逆に今までの芸能界がおかしかったのです。

事実、枕営業というシステムは人間的にもおかしなものですし、
年齢によっては立派な犯罪でもあるわけですよね。

それが黙認されてきたのは、
芸能界が殿様商売だったからですが、今その殿様のお城が、
徐々に傾いているということを感じます。

たとえば、これは悲しい事件なのですが、
イエローキャブのトップの方が自殺されたというニュースが、
1年ほど前にありました。

イエローキャブといえば、巨乳タレントのマネジメントで、
一番人気の事務所でした。
それが今経営難に陥っており、それを苦にして
自殺されてしまったということなんですね。

もちろん「AKB48にグラビアの仕事を取られている」
などの一時的なマイナス要素もあります。
しかし、仮にAKB48がいなくても、
今後も芸能事務所はどこもヤバイでしょう。

これだけ素人が勝手にデビューして、
事務所やテレビを通さず有名になれる時代です。

横浜ベイスターズの売却でも、
元の親会社はテレビ局のTBSで、買い取ったのはDeNAです。

この1件だけを見ても、
もう時代が地上波からネットに移っているということは
わかりきっているのです。

(ちなみに、プロ野球は基本赤字を垂れ流す宣伝のための事業なので、
 お金に余裕のある会社しかできません。
 なので、プロ野球の親会社の変遷を見ると、
 そのまま時代のビジネスの変遷がわかると言われています)

…というように、芸能界の構造自体がもう大幅に変わっているので、
今後「アイドルになるなら地上波よりニコ生」
という時代も来るでしょう。

特に本物のルックスと才能を兼ね備えた人が、
「取り分が全部自分のものになるので、
 自分はずっとニコ生でやっていきます」
と言い始めたら、
この状況は加速すると思います。

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まとめると、今後のニコ生は、
特に芸能や趣味のビジネスに多大な影響を与えるということです。

これは直接ネットビジネスには関係ないようですが、
ここまで何度か書いているように、
「これを活かして、趣味をお金にする方法」
を教えるには、恰好の舞台だといえます。

メルマガアフィリエイトをしている方がニコ生を活用する場合、
そういう視点でいくのがいい
でしょう。

そして、その場合も自分の趣味を実際にお金にしている人は
より多くのファンを集めることができるので、
何かしらそういう取り組みをしてみるといいと思います。