■アングラでないテーマなら、どのようなものが売れるか?
アングラなテーマでなくても、売れるものは売れます。
この場合「ニッチなもの」という条件がありますね。
たとえば下のようなものです。
音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
⇒ この記事の音声を聞く
・市町村の補助金を受けて年に20万、ただでもらう方法
・生活の出費すべてでマイルを貯めて、ただで海外旅行に行く方法
・電験3種の必要単語を、簡単に覚える語呂合わせ
…というようなものです。
(実際にあった似たようなものを、少し変えて書いています。
万が一、これと同じものが本当にあったとしても、
それは偶然なのでご了承いただけたらと思います)
見ていて「結構マニアックだな」と思われたでしょう。
その通りです。
■マニアックなテーマは、書籍では書けない
書籍というのは、最低でも3000部からスタートします。
(商業出版の場合)
つまり、どんなに少なくても3000人が買ってくれないと困るのです。
「何だ。全国で3000人なんて簡単じゃん」と思われるかも知れません。
しかし、それは間違いです。
なぜなら、その3000人全員が、
その本の存在に気づいてくれるわけではないからです。
その3000人が書店に行く確率、書店でその本を見つける確率、
Amazonで検索する確率…と考えていくと、
「日本で3000人」ではまったく足りないことに気づくでしょう。
しかも、本を見つけても「買ってくれるとは限らない」のです。
たまたまお金がないかも知れないですし、
「お金を払うほどじゃない」と思うかも知れません。
こうして考えると「ニッチなテーマで出版する」というのは、
きわめて難しいのです。
そのため、今までこういうニッチなノウハウは埋もれてきました。
それを熱烈に求めている人が、日本に1000人いたとしても、
その貴重なノウハウは黙殺されてきたのです。
しかし、その歴史が今逆にチャンスに働いているんですね。
そうして書籍の世界がニッチなテーマを封殺してきたからこそ、
それを書くことで、コンテンツビジネスが成り立つのです。
実際、コンテンツビジネスで成功した人たちは、
「自分の情報にこんなに価値があるとは思ってもいなかった」と、
口をそろえて言っています。