■情報がすんなり入ってくるデザインとは?

これは「図解でわかる○○」のような本を参考にしましょう
ああいう本は、レベルが高いものほどシンプルです。
余計なイラストなどは入っていません

シンプル

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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実際にデザインして見せるのが一番ですが、
私はデザイナーではなく文章を書く人間なので、
あえて文章で勝負してみます(笑)。

たとえば、そのページのタイトルが、
「コンテンツビジネスでいくら稼げるのか?」だとしましょう。

読者は真っ先に何を知りたがるでしょうか?
おそらく「平均」ですよね。

「ジャンルによって違いますが…」などという、
余計な前文は要らないのです。そんなのは当たり前です。
「とりあえず平均を教えろ」と読者は思うのです。

なので、ページのデザインはこのようにします。

Q.コンテンツビジネスでいくら稼げますか?
A.平均100万円(1教材で)

「突然Q&Aになった」と思われるかも知れませんが、
「テーマ」「結論」という、絶対に必要な2つだけを並べて書く時、
これが一番しっくりくる方法です。

これがQ&Aでないとこうなります。

『コンテンツビジネスで稼げる金額』
→平均100万円(1教材で)


悪くはないですが、何か寂しいというか「勝手に一人で書いている」
という感じがしますよね。

これよりはQ&Aの方が、何となく活気が感じられるでしょう。
読者もQ.の側に感情移入できるので、読みやすくなります。

このように「情報を削ってQ&A形式にする」というだけでも、
すでにデザインの領域に入っているのです。

これにデザイナーさんが手を加えれば、
いい感じの配色などをすることはできますが、
一番キモとなる部分は、私達のようなデザイン素人でもできるんですね。

というより、「何を削るか」「何を強調するか」という判断は、
コンテンツを作る私達しかできないわけです。
ここはデザイナーさんに頼ってはいけないんですね。


■おしゃれなデザインが必要な教材もある

「おしゃれなデザインは必要ない」と書いてきましたが、
何にでも例外はあります。

おしゃれな方が売れるものは、「料理」「動物のしつけ」などです。
というのは、こうした教材は女性が買うことが多いからです。

女性は男性よりデザインのセンスがあります。
それは何でも「五感」で判断するからです。

つまり、どれだけいい情報が書かれていても、
デザインがまずいと、女性の場合それだけで見てくれないことが多いのです。

また、男性向けであってもテーマが「ギターの速弾き」などのように
芸術系だった場合は、デザインが必要なことも多いです。

要は「読者に合わせる」ということです。
「必要な情報だけ提供し、過度の装飾をしない」というのも、
あくまで「読者に合わせる」ためです。

もし日本中の読者が「情報より装飾を求める」となったら、
装飾を優先すべきなのです。
(臨機応変にやれ、ということですね)