■どちらかと言うと、LINEアフィリエイトの商材を売るためのビジネス

LINEアフィリエイトのブームは割と短期間のうちに終わる、
というのが私の見方です。
PPCアフィリエイトのようなものでしょう。

というのは、この業界以外の人と繋がっていないからです。
サイトアフィリエイトトレンドアフィリエイトの場合、
まだ一般の人とつながっているので、
市場が1億2000万人分あります。

(赤ちゃんは違うだろ、と思われるかも知れませんが、
 赤ちゃんのグッズを買う親がいます)

これに対してLINEアフィリエイトというのは、
ネットビジネスの世界に入ってきた人たちでグループを組み、
そのグループの中で商材を売るという、
かなりクローズドな世界です。

もちろん、批判をしているわけではありません。
まだ競争が少ないというのは確かですし、
その中で最初にトップに立って、この業界での地位を獲得し、
そのまま活躍するという選択肢はありでしょう。

ただ、基本的にはLINEアフィリエイトが誰でも稼げる
というわけではなく、
「LINEアフィリエイトなら誰でも稼げる」という教材が出て
盛り上がっている、
というのが実際のところです。

つまり「本当に稼げるから盛り上がっている」というよりは、
「稼げるとうたう商材が出ているから盛り上がっている」
という感じです。

繰り返し言いますが、
これはLINEアフィリエイトの商材を否定しているわけではありません。

ただ「誰でも稼げる」という勘違いはしないように、
ということです。

これはネットビジネスのすべてのジャンルで言えることです。
「誰でも稼げる」「楽して稼げる」というジャンルはありません。

あったら、もっと多くの人が成功しているはずですが、
実際には参入してもただの商材コレクターで終わり、
という人がたくさんいるわけです。

LINEアフィリエイトの教材は、確かにいいところに目をつけていますし、
センスのいい人がこれを買って努力すれば、
最速で成功するということも可能でしょう。

特に高校生が使いこなしているツールなので、
「高校生でも月収100万が簡単」というのも本当だと思います。

(高校生が一番有利なジャンルと言えるでしょう)

というように、LINEアフィリエイトの教材自体は
すぐれたものなのですが、
「誰でも稼げる」という勘違いは、くれぐれもしないようにしましょう。

しばらくしたら、このブームもPPCアフィリエイトと同じように
落ち着いていくと思います。

(少なくとも、登場時の今回ほどの過熱ぶりはないでしょう)