与沢翼さんを見て「同じ年収10億円以上でも、大リーガーに
なりたい子供はいても、与沢翼になりたい子供はいないと思う」
とある人が語っていました。たしかにその通りだと思います。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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小学生が彼のようになりたいと言い出したら、
私も少し引くかも知れません。
ただ「子供がなりたいと言いたがったら正義」というのは
間違いです。
それをいうなら、世の中のサラリーマンは
ほとんど否定されてしまいます。
そして、プロ野球選手、サッカー選手、歌手、パイロットなどの
職業だけが正しいということになってしまいます
(実際、若いうちはほとんどがこのような職業を目指すものです。
大抵は妄想だけですが)
人間にはそれぞれの役割があります。例えば13年のシーズンは
楽天イーグルスがまさかの優勝をしましたが、その立役者と
なったのは、選手や監督ももちろんですが、球団のオーナーでも
あると言えます。
楽天のオーナーはまだ40代前半の若さですが、野球のことは
何も知らず、それゆえに先入観のない客観的な方法で球団を
改革することに成功しました。
彼のインタビューはビジネス系の雑誌などあちこちで見ることが
できます。
このように野球の発展に貢献するということ一つをとっても、
別に野球選手になる必要はないのです。
楽天という大企業に雇われるサラリーマン社長であっても、
そのような野球界の革命に貢献することはできるのです。
このように色々な仕事に価値がある中で、与沢翼さんのような人にも
それなりの価値があるのでしょう。誰が偉い誰がダメ、
ということではなく、それぞれの役割があるのだと思います。