■キャッシュ・フローとは?

ネットビジネスに限らずすべてのビジネスの基本用語ですが、
キャッシュ・フローの意味はぜひ抑えておきましょう。

キャッシュフロー

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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これは「お金の流れ」です。
というと簡単ですが、これはダンスでいう
「体の使い方」みたいなもので、
国語的には簡単ですが、極めることはとても難しいものです。


■正確には「手元に残る利益」のこと

キャッシュ・フローをもっと正確にいうと、
「実際に手元に残っている利益」のことです。

たとえばアフィリエイトで今月50万の報酬が発生した、
という場合も、それが振り込まれるのは
2ヶ月後や3ヶ月後です(案件によりますが)。

で、今月のコストが仮に10万だったとしたら、
今月のキャッシュ・フローは「マイナス10万」です。
来月もマイナス10万、再来月も同じで、
3ヶ月後にようやく「プラス40万になる」という風です。

(実際は毎月10万なんてコストはかかりませんが、
 あえてわかりやすくこうしました)

手元に残る
■さおだけ屋とどう関係があるのか?

なぜこの「キャッシュ・フロー」が、『さおだけ屋はなぜ~』に
登場しているのか?

それは、まさにさおだけ屋が、この
「キャッシュ・フローが優れた商売」だからです。

(それがそのまま「潰れない理由」でもあります)

キャッシュ・フローのポイントは
「別に稼げてなくてもいい」ということです。

潰れない
要は収支がプラスになればいいのですから、
「支出がなければいい」ということなのです。

さおだけ屋は、もともと金物の配達のついでに
スピーカーで自動的に「さおだけ~」と言っているだけですから、
何のコストもかかっていないのです。

なので、売れなくてもキャッシュ・フローはマイナスに
ならないわけです。1個でも売れたらプラスになるのです。

しかも、収入はアフィリエイトのように
「数ヶ月先」など回収に時間がかかるものではありません。
「その場ですぐ入る」ので、流れが非常にいいわけです。

というわけで、この『さおだけ屋はなぜ~』でも、
キャッシュ・フローという言葉が重視されているんですね。

お金を守る
■「お金を守る」大切さ

このように「出費がない」というのは、
ビジネスをする上で大きな強みなのです。

それはコストを下げることもそうですし、
正しく賢い節税をして、「ムダな税金を払わなくて
済むようにする」というのもそうです。

こういう税金なども含めてすべての支出を抑え、
キャッシュ・フローを改善すれば、
我々は常に「負けない戦い」ができるのです。