私が文章を書く時にいつも心がけている名言があります。
それは「あなたは書くことがないという。

ならば、『書くことがない』と書け」というものです。

書く

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■何で書くことがないのかを考える

世の中のすべてのことには理由があります。もっというなら、
科学的な原因があります。

私たちは自分は心を持っていて、その心で生きていると思って
いるものですが(私も思っていますが)、その心というのは、
脳内で発生した物質によって生まれているものです。

その脳という臓器だって、もとを辿ればタンパク質の塊であり、
もっと分解していけばただの分子です。

実際、良質のタンパク質をたくさん摂取している人は脳も良質に
なるのでいい思考ができるようになります。

逆にあまり質のよくないタンパク質を摂取している人(あるいは、
そもそもタンパク質やその他の栄養を摂取していない人)は、
脳のシナプスを生成するための材料がどんどん不足するので、
脳が徐々に縮小していってしまいます。

つまり、私たちの心というのはすべて科学的なものであり、
「書くことがない」という迷いだって、そこには必ず科学的な理由が
あるんですね(心理学も科学のうちです)。

なので、「どうして自分は書けないのか」を考えれば、おのずと
文章は生まれるはずなんですね。


■なぜ他人の評価を気にするのか

大抵の場合はやっぱり「他人の評価が気になる」というものです。
「いい文章を書かないといけない」と思うと、人の筆は大抵
止まります。作家やアーティストの産みの苦しみがそれですね。

でも、責任の大きい彼らならともかく、私たちネットビジネスを
やっているような人間が、そこまで完璧な文章など書く必要はない
でしょう(笑)。

いや、書いた方がいいんですが、誰も私に五木寛之さんとか
村上春樹さんのような文章など期待していないですし、適当に
書きたいことを書けばいいのです。その方が本音がイキイキと
表現されて、逆にいい場合が多いのです。

場合が多いなんてレベルではなく、大抵そうなのです。

「下手の考え休むに似たり」ということわざが日本には昔から
あります。これはポジティブにいうと「下手なうちは、あれこれ
考えずにがんがんやっちゃえ」ということでもあるのです。
やっていいんですね。

なので、他人の評価とかクオリティなど気にせず、とにかく
どんどん書いてしまえばいいのです。