以前、ウォーレン・バフェットとビル・ゲイツが
ハーバードの学生と語り合うという動画を見た時、
バフェットの言葉でとても印象深いものがありました。
この記事ではそれを紹介します。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
⇒ この記事の音声を聞く
■道に迷った時、誰にアドバイスをもらいますか?
という質問を学生からされて、バフェットは即答で
「鏡を見るね」と答えました。これに会場は爆笑した
のですが、バフェットは笑いながら「これは真面目な
話だ」と付け加えました。実際まじめな話なのです。
バフェットがここで言ったのは「自分の良心にたずねよ」
ということです。
もちろんバフェットも人からアドバイスをもらうことは
ありますが、一番大事なのは「自分の良心」ということです。
何かを決断する時、その理由を考えて「お前は本当に
それでいいのか」ということを自分に向かって
問いかけるというわけですね。
■新聞の朝刊ルール
これはバフェットの「新聞の朝刊ルール」という言葉でも
知られています。
ビジネスをする時、自分が考えていたことが明日の朝刊に
掲載されるとして、それを家族や友人が読んでも自分は
恥ずかしくないか?ということをシミュレーションする
わけです。
それで恥ずかしくなかったらやる、恥ずかしかったら
やらない、というのがバフェットの行動基準でした。
「鏡を見る」というのもその一環だったわけですね。
鏡を見るというのはやはり自分を客観視するのにとても
いい行為で、ジョブズなども重要な決断、問いかけは鏡に
向かってしていたそうです。
■今日が人生最後の日でも、私はこの仕事をするだろうか?
という有名な言葉ですね。ジョブズはこう鏡に向かって
問いかけて、それで「ノー」という答えが何日か続いたら
「何かを変えなくてはいけない」と考えたそうです。
というように、ジョブズもやっぱり重要な問いかけを
鏡に向かってしていたわけですね。
30にもなると鏡で自分の顔を直視するのがだんだん憂鬱に
なってきます(笑)。
昔だったら生えてなかったシワがたくさん生えてきましたし、
まれに白髪もあったりしますからね(笑)。でも、そんな
憂鬱を乗り越えて、私も「鏡と向き合う」つまり「自分と
向き合う」時間をもっと取ろうと思います。
[…] ビジネスが軌道に乗るまでは遊ばない、スポーツもしないと いう人は結構いると思います。その集中力や努力は すばらしいと思います。 ただ、ある程度軌道に乗ったら運動をしてもいいかな、 と思います。というかした方がいいと思います(笑)。 リアルビジネスの成功者の実例を交えて紹介します。 音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。 ⇒ この記事の音声を聞く ■毎朝10キロ走る、マクドナルドの元社長 マクドナルドの会長の原田泳幸さんは、マラソンが趣味で 毎朝10キロ走っているそうです。 「10キロ走ったのなんて最後はいつだろう」という人も 多いかも知れません。(育った環境によっては、「そもそも 一度も走ってない」ということもあるかも知れませんね。笑) それも原田さんは30分程度で走っているそうです。これは かなりいいタイムです。いいタイムで走れるから10キロ走っても さほど時間のロスにならないし、ハイペースで走っているから 運動効果も高いということで、本当に一石二鳥だなと思います。 きついことを我慢するとあらゆる面でいいことがあるんだな、 とこういうすごい人を見ていると思います。人間だから 無理な時もありますけどね(笑)。 ■週に6日ジムに通う、幻冬舎の見城徹社長 幻冬舎の見城徹さんといえば、サイバーエージェントの 藤田社長との共著などで、最近話題になっている人です (もともとビジネスの世界では超有名人だったんですが、 ネットビジネスをやっている人たちは、藤田社長との共著で 初めて知った、というケースも多いでしょう)。 その見城社長ですが、週に6日ジムに通って鍛えているそうです (インタビューの時期によっては5日などになっているかも 知れませんが、私が見た情報ではそうでした)。 つまりほぼ毎日ということですが、あれだけ忙しい人が ほぼ毎日運動しているのに、自分はなんだろうと思わず 考えてしまいますね(笑)。 といっても、そういう凡人だからこそ普通の人の感覚がわかり、 コンサルティングもしやすくなるという利点があるので、 別に自分を恥じたりはしていませんが…。 それでもやっぱり、モチベーションの高い人っていいなと こういう人を見ていると思います。 で、少しモチベーション論に偏っていましたが、これらの 激務をこなしている社長さんでもこれだけ運動しているのだから、 私たちも運動をしていい、というよりした方がいいと思います。 前の記事に戻る次の記事を見る […]