私はよくマクドナルドで仕事をしていますが、最近の
マクドナルドを見ていて「家族連れの姿がめっきり
減ったな」と思います。
これが今後のマクドナルドの業績にどのような影響を
及ぼすかを書きます。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■子供の頃からの味の刷り込みがなくなってしまう
私たちの世代は、子供の頃かなりマクドナルドに連れて
行ってもらったと思います。
すべての家庭がそうとは限りませんが、少なくとも
私の周囲を見ている限りはそうでした。
マクドナルドのポテトも大好きでしたし、ハッピーセットの
おもちゃも楽しみだったものです。
マクドナルドに遊具がついている場所もありますが、
マクドナルドの遊具で遊ぶのは、普通の公園で遊ぶより
断然楽しかったものです。
ああいう子供時代からの味の刷り込みがあるので、私たちは
大人になってからでもたまにマクドナルドの味が恋しく
なります
(少なくとも小さい頃よく行っていた人はそうでしょう)。
たまにカップ麺を食べたい気分になるというのと同じで
健康を意識している人でもマックを食べたくなることは
たまにあると思います。
それがあってこそのマック人気だったわけですが、今後
そういうアドバンテージがなくなるとなると、長期的に
かなり不利な戦いを強いられると予想できます。
■マクドナルドの業績は悪化している
詳しい数字は忘れてしまいましたが、マクドナルドの
業績は今かなり悪化しています。
経営者がアップルの日本法人社長などを歴任してきた有名な
原田泳幸さんなので、このまま終わるということはなさそう
ですが、それでも今苦境に立っているのは確かです。
そして、私が上に書いたような理由で「この業績悪化は
しばらく続く」と予想している専門家の方も多いようです。
子供時代からの「教育」を失ったということは、数十年
レベルの業績悪化になってしまうので、これはかなり深刻だと
いえます。
マクドナルドからなぜ家族が消えてしまったかについては
またの機会に書きたいと思いますが、とりあえず、マックで
仕事をしながらそんなことを考えていました。