ビジネスで成功するにも、爪はこまめに切った方がいいと
思います。私はできていない時も多いですが(笑)。
切った方がいい理由を説明します。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
⇒ この記事の音声を聞く
■「この人はモテそうだ」と思われる
モテる男性、彼女がいる男性は確実に爪をこまめに
切っています。大人のスポーツをする時に、痛い思いを
相手にさせないためです(笑)。
もちろん、彼女がいるというだけだったら、その彼女と
する回数が少なければ、うっかり切り忘れている、
ということはあると思います。
でも、どんなチャンスでもものにすると決めている、
いわゆる肉食系というか遊び人の男性であれば、絶対に
切り忘れはありません。
別にそういう生き方を賛美しているわけではありませんが、
少なくともモテに関しては彼らは一流であり、一流の人の
いい部分を真似るというのはいいことでしょう。
(爪を切って損することは何もないわけですし)
■「モテそうだ」と思われると何がいいのか
これは思われない側の男性を代表していいたいことですが(笑)、
「この人はモテそうだ」と思われると、ビジネスでも一目
置かれます。
そもそも大人になると男性は経済力がないとモテないです。
なので「この人モテそうだな」と思った時、人はとっさに
「仕事もできるんだろうな」と連想するのです。
言葉にして連想することもあれば、言葉にせずに無意識に
思うこともありますが、とにかく「仕事ができる」と
おもわれることは間違いありません。
なので、これはビジネスにもプラスです。
■簡単で物理的なことから始めよう
「爪をこまめに切る」なんて、やろうと思えば幼稚園児でも
できることです。
というより、爪切りを覚えたてで嬉しい幼稚園児の方が、
むしろこまめに切っているかもしれません(笑)。
得てして人間の雰囲気とかマインドというのは、そういう
簡単で物理的な努力の積み重ねなんですね。
いきなりマインドだけが変わったり成長したりということは
ないのです。簡単で物理的な努力や工夫を繰り返しているうちに、
いつの間にか心という目に見えない部分も変わっていくのです。
そういう視点で仏教やキリスト教などの修行を見てみると、
彼らが何を考えて写経や聖書の朗読などをしていたのか、
科学的な理由が見えてきて、面白いものです。
爪の話から、やや壮大なところに着地しましたね(笑)。
[…] 『スタンフォード大学の自分を変える教室』という ベストセラーによれば、私たちの意志の力は3つに分かれます。 それぞれ説明します。 音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。 ⇒ この記事の音声を聞く ■意志力は3つに分かれる ①やる力 面倒くさいこと、動物だったらやりたがらないようなことも、 敢えてやる力です。 具体的には興奮物質を出すことによって、人工的にテンションを 上げて、その難関を乗りきれるようにします。 動物の闘争本能がより高度化したものです。 ②やらない力 ①の逆で、動物だったらついついやってしまうようなことを、 あえて我慢する力です。 ①とは逆に鎮静物質を出すことによってテンションを下げ (冷静になり)、自然と我慢できるようにします。 これは動物の危機察知本能が高度化したものです。動物でも 「これを食べたらお腹を壊す」と学習することはありますが、 それがより長期の予測をするというものです。 「こんな高カロリーのものを食べたら、後々マイナスになる」 などの予測ですね。 ③望む力 これは①と②を場面に応じて使い分ける「指揮官」のような ものです。自分がどんな時気持ちよかったか、どんな時 気持ち悪かったかを記憶しています。 そして、その記憶を元に「自分はこういう状態を望んでいる」 という理想型を弾き出し、それを元に「この場面は①の力を 使うか?それとも②か?」ということを判断し、それぞれの スイッチを入れます。 ■これらはスポーツのように鍛えることができる これらの能力はスポーツとまったく同じように鍛えることが できます。 というのは、①や②のように「物質を出す」というのは、 脳という臓器の運動だからです。シナプスなどあらゆるものが 「実際に動いて」起こる現象なので、その運動に、体を慣れ させれば慣れさせるほど有利なわけです。 私たちは精神に筋肉など存在しないと思っています。しかし、 実際にはバリバリ筋肉があるんですね。 もちろん、実際の筋肉とは違いますが、「神経線維の太さ」など、 筋肉に近いものはたくさんあるのです。 それらを物理的に鍛えるというのが「精神修行」なんですね。 精神が目に見えないものだと思うと、どう鍛えたらいいのか 途方にくれてしまうと思います。 しかし、こうして分析してスポーツの能力と同じものだと わかると、俄然鍛えやすくなるでしょう。 ぜひ意識してみてください。 前の記事を見る次の記事を見る […]