人間の中には原始人の頃の本能がまだ生きているので、
生きること&子孫を残すことに直結する「食と性」に
関してはもっともよく反応します。

記事

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
⇒ この記事の音声を聞く

なので、たとえば真面目な記事の場合も、アイキャッチに
使う画像が「きれいなお姉さん」の方が反応率が
よくなります(週刊アスキーの表紙とかもそうですよね)。

でも、実際には関係ない女性の写真を載せるのは魂胆が
見え見えでマイナスです。ここではそのようなデメリットを
解消して、うまく女性の写真を使っているある
ライターさんの話をします。


■「文章に合う写真を探す」のではない

普通、先に文章を書いてから「それに合う写真を探す」と
いうスタイルです。しかし、このライターさんの場合は
まったく逆で「写真を探してから、それに合う文章を書く」
というスタイルでやっているんですね。

これだと、「きれいなお姉さん」の写真で記事を書いても、
写真に写っているものと記事の内容が完璧に一致したものが
書けるので、わざとらしさもないわけです。

写真と文章が完全に一致したコンテンツができるんですね。


■ただのグラビア写真でなく、何らかのモチーフがあるものを選ぶ

彼が写真を選ぶ時のポイントは「何らかのモチーフが
写っている」ということです。

たとえば女性がオレンジジュースを見つめて何か考えている
写真とか、そういうものです。

その写真の場合「濃縮還元100%ジュースには、実は砂糖が
入っている」という記事を書きました
(この砂糖入りの話は本当です)。

このように、ただのグラビア写真でなく、何か記事を
書く取っ掛かりになりそうなモチーフが写っているものを
選びます。

そして、女性の表情を見て、そのモチーフにとっていい
イメージの記事を書くか、懐疑的なイメージの記事を書くかを
決めます。

上の写真の場合、もし女性が明るい表情をしていたら、
「100%ジュースにはこんな健康効果もある」というようなことを
書いたわけです。

(何か考えているような表情だったので、懐疑的な記事を
書いたんですね、この時は)


彼の記事の書き方はネットビジネスをしている人たちにとっては
直接の参考になると思うので、別の記事でも紹介させて
いただきますが、このように「状況に合わせて自分の方を
変える」ということができると、どんなジャンルでも有利なのです。

臨機応変とか無為自然ということですが、そういういい意味で
「何でもあり」のスタイルで仕事ができるようになりたいもの
ですね。