私の友人の知り合いに、資格ビジネスに関わっている人が
いるそうです。ここではその方から友人が聞いたという話を
シェアしたいと思います。

資格

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■資格は取るものではなく、作るものである

その資格ビジネスをしている方は、資格の世界で多分誰もが
知っている会社の方です。その人がいうには、資格は
取るものではなく、作るものだそうです。

「資格を取って喜んでいる人は、ビジネスの世界では
弱者である」ということです。

「弱者」というと語弊があるかも知れませんが、大事なことは
「いかに資格を取るか」ではなく「いかに作って、
取らせるか」なのだそうです。


■日本の資格のほとんどは、意味がなくなりつつある

日本で最強の資格といえばおそらく「弁護士」か「公認会計士」
でしょう。少し前まで、この両者は高収入の仕事の代名詞にも
なっていました。

しかし、多くの方がご存知の通り、もうこの2つのお仕事は
全然稼げなくなっています。

特に会計士は資格をとっても就職率が半分程度で、就職できても
ワーキングプアに近いくらい安いお給料だったりと、もはや
「何のために資格を取ったのかわからない」という方も
多いようです。

弁護士はまだ会計士ほどはひどくないようですが、それでも
徐々に「年収100万もいつかはありうる」というくらいに
落ち始めているそうです。

この二大資格すら意味をなくしているわけですから、もっと
マニアックな資格などほとんど意味がないのです。

実際、日本で重視されているTOEICは世界的にはマイナーテストの
一つです。英検はもちろん、まったく日本限定のもので、
世界では知られていません。

もちろん、英語力それ自体はどこに行っても役立つもの
なのですが、とにかく『資格』にはもう意味がないということです。


■資格を取る人たちも気付きつつある

そのビジネスをしている方も「日本人はもうそれに
気づきつつある」ということを指摘されているそうです。

つまり「その人もヤバイ」ということです。で、どうしているのか
というと、これについては長くなってしまうのでまた
次の記事で書きたいと思います。