私の友人は常々、
「学校の勉強を教えるより、学生たちにお金を稼ぐ
 ことを教えた方がいいのではないか」と言っています。

そのためのアイディアとして
彼が考えていることのひとつを紹介します。

家庭教師

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■女子高生の「逆家庭教師」ビジネス

これはどういうものかというと
「女子高生に勉強を教えたい」男性のためのビジネスです。

普通の家庭教師だったら
教えた側がお金をもらうわけですが、
このビジネスでは教わる女子高生の側が
お金をもらうわけです。

「おいおい」と思われるかも知れませんし、
私も思いましたが、これは別にふざけた
アイディアではありません。

というのは、学生に働いてもらう上で
一番の障害は「学業との両立」だからです。

はっきり言うと、
今の日本の学校の勉強というのは、
日本が国際社会で競争力を保つ上で、
ほとんど役にたちません。

さっさと仕事の現場に出て行って、
ハングリー精神とかお金に対する嗅覚を
養った方がいいという意見は強いです。

ただ、そう思っているのは経営者など
ビジネスに目覚めている人だけで、

多くの「昭和時代の価値観」で生きている年配の先生や、
ご両親の方々の場合、やはり『学校の成績がいいのが第一』
という考えにどうしても染まっているのです。

なので、高校生にビジネスを教える場合、
そういう昭和の価値観を持った大人の方々とも
うまく折り合いをつけなければいけない。

ということで友人はこういう形で
「学業との両立」を考えたわけです。


■いかにして「普通のビジネス」という形式を取るか

このビジネスで問題なのは
「接待」になってしまうことです。

これがJKカフェのようなサービスであれば、
形は「飲食」なので接待ではありません。

しかし、接待になってしまう「逆家庭教師」は、
そのままだと高校生不可のバイトになってしまいます。

そこで友人が考えたのは、
「高校生から、指導力に関するアンケートを生で取れる」
というスタイルです。

つまり、自分のプレゼン、指導力を
客観的に評価してもらいたい大人が
「コンサルティングを受ける」という形にするのです。

つまり、ここで女子高生たちは
コンサルタントであり、アルバイトとして雇われ
た「モニター」というわけです。

これだったら接待には当たりません
(指名システムさえなければ)。

というように割と現実にできそうな
ビジネスでもあるのですが、
このプランについてはまた次の記事でも紹介したいと思います。