大人になってみると、
子供の頃思っていたよりもいろいろな作業が
実は簡単であるということに気づきます。

ここではそこからビジネスのマインドについて
考えたことを書きます。

当たり前

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■人間の「当たり前」はどんどん変わっていく

たとえば東京と大阪の間を新幹線で移動する、
というのは私たち大人にとっては当たり前のことですが、
子供にとっては一大事です。

親のお金でしょっちゅう移動したことがある子供は
いるかも知れませんが、自分のお金で移動したことのある
子どもなんていません。

なので、子供にとってはこれは結構「一大事」なのですが、
大人にとっては全然大したことありません。

このように人間の「当たり前」は
どんどん変わっていくのですが、
これはビジネスのマインドでも同じことが言えるんですね。


■いろんな手続きを当たり前にしよう

たとえば確定申告や会社設立などの手続きは、
私たちが思っている以上に簡単なのです。

確定申告は家計簿の延長のようなものですし、
会社設立の手続きは、定款をどこかからコピペしてきて、
必要な部分を書き換えるだけです。

必要な部分というのは、たとえば
「会社名」「会計の年月日」「その他のルール」などです。

特にルールの部分で難しいことを考えず、
年月日も適当に決めてしまえば、
本当に「会社名だけ」でできてしまいます。

もちろん、ルールなどを真面目に考えるなら
多少時間はかかります。

しかし、節税のためだけに会社設立をするという場合は
これらのルールもほとんど必要ありませんから、
定款はほぼコピペでいいのです。


■私たちは食わず嫌いをしている

私もまだそんなに
これらの手続きができるわけではありませんが、
調べていて思ったのは、「予想以上に簡単」ということです。

私たちは、これらの手続きに対して
ただ食わず嫌いをしているだけなのです。

たとえば「課税対象事業者」に登録する手続きも同じです。
これは消費税還付を受けるために必要な手続きですが、
A4の書類一枚でできてしまいます。

これは合同会社の設立よりさらに簡単です。
ほとんど住所、氏名、会社名を書くだけで終わり
と言ってもいいくらいです。

でも、手続きの名前が難しそうなので、
みんなやっていないんですね。

別の記事でも書きましたが、
これだけで生涯で2000万円近く払う消費税を
大部分削減できるわけですから、こういう手続きに対して、
私たちはどんどん慣れていった方がいいのです。