ネットビジネスをしているのであれば、
指がかじかまないようにするということはとても大事です。
今、指がかじかんでしまっているので、あらためてそう思います(笑)。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
⇒ この記事の音声を聞く
■吉岡清十郎が武蔵を朝討ちした理由
いきなり話題が飛ぶと思われるかも知れませんが、
吉川英治の『宮本武蔵』や、スラムダンクの井上先生の
『バガボンド』の中では、京都でナンバーワンの剣豪、
吉岡清十郎が武蔵を朝打ちするシーンがあります。
野宿している武蔵を早朝に襲って殺そうということですが、
早朝に狙った理由は、冬に野宿して体が冷えきっている武蔵を、
その状態で楽に倒してしまおう、というものです。
いくら武蔵ほどの人間であっても、
体が冷えてかじかんでいる状態では実力の半分も出せず、
その状態で吉岡清十郎と戦ったら、
確実に清十郎が勝つということです。
そこまでしなくても知名度から言えば
清十郎が断然上だったのですが、絶対に勝つために、
清十郎はそういう手を使っていたわけですね。
■体を常にベストコンディションにすることの大切さ
ここから学べることは、
「体を常にベストコンディションにしておくことが
どれほど大切か」
ということです。我々は指がかじかんだところで、
武蔵のように殺されることなどありませんが、
仕事の能率はだいぶ落ちます。
実際、私は普段のペースなら
この記事はすでに書き終えているのですが、
まだ予定の1000字(私は大体日記は1000字くらいで
書くようにしています)のまだ半分しか行っていません(笑)。
書きたいことは次々浮かんでいるのに、
指がその速度についてこないのでとてももどかしいです。
指を冷やしてはいけないということは
常々意識しているのですが、
今日はたまたま家を出る時手袋が見つからなかったので、
手袋なしで来てしまったのです。
■何がどこにあるかわかる状態にしておくことが大切
つまり原因は「手袋が見つからなかった」
ということなのですが、それは私の
「部屋の乱雑さ」「物の管理不足」に原因があったといえます。
整理さえしっかりできていれば、
家を出る時にものを探すということもないわけです。
これはサラリーマンの出勤でも同じですよね。
仕事ができる人は家を出る前にものを探したりしません。
「定期券が見つからなくて遅刻」とかないわけです。
こう考えると「たかが指がかじかんだだけ」
という現象かも知れませんが、そこに至るには
いろいろビジネスの本質につながる私の修行不足があり、
それをあらためて改善しなくてはいけないと思った次第です。
[…] 人間が「自分に本当に必要な物は何か」をもっとも考える時は、 引っ越しの時だと思います。 ここでは、先日カンボジアに移住した友人の体験談から 私が学んだことを書きます。 音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。 ⇒ この記事の音声を聞く ■必要なものは、ビジネスバッグ一つ分である 友人がカンボジアに持っていった荷物は、 ビジネスバッグ一つ分です。 つまり、パソコン以外のものはほとんどありません。 彼の場合イラストレーターでもあるので イラスト用のタブレットを持っていきますが、 荷物といったら主にその2つくらいです。 機内持ち込みの荷物にしてももう少し入れることは可能ですが、 海外に行くからこそ、あえて極限まで荷物を減らすそうです。 理由は疲れないように、ということと 「盗まれないように」ということです。 ■荷物が多いと盗まれやすい これは旅行に関する話に限らず、管理する物が多くなると、 人間の注意力は散漫になるのです。 自宅においてある山のような荷物だけではなく、 会社の在庫や備品でも何でも同じです。 ものが沢山あると「今自分はどういう状態なのか」が 見えにくくなるのです。 となると、決断も遅くなるし、 注意力も低下するしということで、 その人のビジネスの能力は、 実際のものが出なくなるわけです。 これらの無駄なものを省くだけで、 その人の実力は数割増しになるはずなんですね。 なので、旅行の場合は「荷物が多いと盗まれやすい」という 小さな話になりますが(旅行者にとっては大きいですが)、 これは人生全般に拡大することができるのです。 私たちの人生という旅において、 「手荷物」はできるだけ少ない方がいいのです。 ■本当に必要なアイテムは少ない 私自身も部屋に余計なものが色々あるので痛感していますが、 人間に本当に必要なアイテムは少ないです。 私の場合、パソコンはもう限界に近いくらい 使い倒しているという自信はあります。 しかし、それ以外のアイテムは、 そこまで使っているのはせいぜい数点で、 あとは「なくなっても死ぬことはないな」というものばかりです。 もちろんパソコンだって なくなってもすぐに死ぬことはないのですが、 とにかく、本当に大事なものは誰にとっても少ないのです。 友人もそれを日頃からわかってはいますが、 カンボジア移住という実際の「作業」を前にすると、 あらためて無駄の削減の重要性に気づいたそうです。 何かしら、こういう「きっかけ」を用意すると、 より無駄なものが片付くかもしれませんね。 前の記事を見る次の記事を見る […]