消費者にアクションを取ってもらいやすい具体的な方法、
ネットビジネスの場合には、どうすれば良いのか?
ということについても、ここでは詳しく説明しています。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■10.消費者が取るべきアクションを明確にする
これはコピーライティングの専門用語でいうと、
「コール・トゥ・アクション」といいます。
アクションを呼び起こす、ということですね。
わかりやすいのは、テレビの通販の
「今すぐフリーダイヤル○○○○にお電話を!」
というものです。
「すごくいい商品だとわかった。
で、次に何をすればいい?」
という読者の疑問に明確に答えるんですね。
「これこれをして下さい」という指示を、明確に出す
ということです。
この指示は明確でなければいけませんし、
なおかつ簡単でなければいけません。
たとえばフリーダイヤルの場合、
その番号が覚えやすいものであることが大事です。
「フリーダイヤル555の5555」と言われたら、
どれだけ記憶力の悪い人でも一発で覚えるでしょう。
さらに「0120、5を7回」とリズム良く唱えれば
「あ、7回押せばいいんだな」と、
ますます覚えやすくなります。
というように、取るべき行動を明確にするだけでなく、
「それをさらに簡単にする」ということがカギなのです。
・ネットビジネスの場合はどうするか
これをネットビジネスに置き換えると、
メルマガの読者さんを集めるという場合は、
「下のフォームから登録してください!」
というものですね。
この時、余計なことは書かない方がいいです。
余計な文章を書くと「それも読まなきゃいけないのか」
と思い、読者はめんどくさく感じるからです。
メルマガに登録してもらうのに必要なのは
フォームだけですから、
そのフォームだけが読者の目に入るようにする必要があります。
・その後の行動にもフォローを
これでメルマガ登録フォームから、
アドレスと名前を送信してもらったとしましょう。
この時点で目的は一応達成されています。
しかし、当然ですがこれが迷惑メールに分類されて、
相手に届かないというケースもあります。
あるいは相手(読者)がアドレスを書き間違えていて、
それで届かないという可能性もあります。
どちらの場合も、読者は怒るものです。
「なんだよ、すぐ来ないじゃん。ガッカリだよ」
と思うわけです。
さっきまでのコピーライティングの文章で、
そのメルマガを読む気満々だったのに、
(あるいは商品を買う気満々だったのに)
この数秒によってテンションが下がってしまうのです。
人間はたった数秒テンションが下がっただけでも
「やっぱりやめた」となることが多くあります。
(それはあなた自身も経験があるかも知れません)
なので、たった数秒でもそういう思いをさせては
いけないのです。
そのため、万が一そのような不達が起きても
読者のテンションが下がらないように、
・迷惑メールに入っている恐れがあります
・アドレスの入力間違いの可能性があります
ということをフォームの後ろにさりげなく
書いておく必要があります。
これは登録した後で読めばいいものなので、
先に読ませる必要はありません。
あくまでフォームの後ろに持っていきます。
こうした注意書きを読めば、万が一の不達が起きた場合も、
読者はテンションを下げずに
迷惑メールフォルダのチェックなどをしてくれるので、
そのままファンとしてゲットしやすい、というわけです。