コピーライティングのテクニックを覚えて、そのまま使っても
なぜか売れない理由は何か?
また、そもそも商品が良くなければいけないということについても
ここでは詳しく解説しています。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■これらのテクニックを無意識に使いこなす
これらのコピーライティングのテクニックは、
こうして教科書のように覚えて、
それに当てはめてテンプレートのように使ってもいいのですが、
そうして書かれた文章はすぐわかります。
「何となく胡散臭いな」と感じる文章は、
大抵がこのようにコピーライティングの教科書の内容に
そのまま沿っています。
こうした文章は没個性で、読んでいても
迫ってくるものが何もないのです。
なので、コピーライティングの教科書的には
間違っていないのに、なぜか売れない文章、
となってしまうんですね。
これはコピーライティングを教えます、
といっている塾で極めて多いパターンです。
一応テクニックは教えているし、
教わっている人もそのように書いているけど、
それで大した成果は出ていない、というものですね。
■そもそも、商品がよくなければ誰も買わない
たとえば私が今、「空っぽのペットボトル」を
売るとしましょう。
これをどんなコピーライティングのセンスを駆使して
売ろうとしても、絶対に売れないですよね。
一応売ることはできますが、
それには何かしらの特典をつける必要があります。
たとえば「このペットボトルを買ってくれた1名様には、
20万円相当のコンサルを無料でします」
というようなものです。
(実際にはもっとうまいフレーズを考えますが。笑)
そうすれば確かに空っぽのペットボトルでも
売ることは可能です。
ただ、これは特典という中身が一応ついているわけですよね。
このように、商品か特典のどちらかが優れていなければ、
いくらコピーライティングで勝負しようと思っても、
できないのです。
コピーライティングはあくまで
その商品を数割増しに見せることができる、
というものであり、最初がゼロだったら、
それにいくら数字をかけてもゼロなのです。
逆に、最初の数字が大きかったら、
それに掛け算をすることで、無限に数字が大きく
なっていくわけですね。
iPhoneやiPadなどが馬鹿売れするのは、
もともとの商品がいいことに加えて、
最強のコピーライターたちが、いいコピーライティングを
考えるからなのです。
もとの数が大きい上に、
かける数まで大きいから、というわけですね。