SEOでは記事タイトルを変えてはいけない、
ということがよく言われます。
これについて、ある方の実験結果をもとに、
おそらく一番正しいだろう知識をシェアします。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
⇒ この記事の音声を聞く
■タイトルを変えても、内容と一致していれば問題ない
これは、あるWEB制作会社の方が
実際にご自身のサイトで実験されていたことです。
赤い髪の方で、レーシックの体験談マンガを描かれている方、
といえばわかる方もいるかも知れません(笑)。
その方がした実験は下の通りです。
・タイトルを変える
・中身も書き換える
(新しいタイトルに合わせて)
書き換えるといっても全書き換えではなく、
加筆という感じだったそうです。
ただ、その加筆部分がメインとなるような
タイトルにしたということですね。
で、結果はどうなったかというと…。
■前のタイトルでも、新しいタイトルでも、両方増えた
前のタイトルのキーワードでも、
新しいタイトルのキーワードでも、
両方のアクセスが増えたそうです。
前の方は横ばいだったかも知れませんが、
とにかく減りはしなかったそうです。
SEO的にマイナスと言われていることをしたら、
逆にプラスになったというのはとても興味深いですね。
で、その方が書かれていたのは、
「結局、SEOに正解はない」
「実際に実験して確かめるしかない」
ということです。
よく考えれば、これはSEOに限らず
エジソンの発明でも同じですし、
コロンブスの航海でも同じですよね。
特にコロンブスはいい例ですが、
「西に行ったら死ぬ」と言われていても、
それが本当かどうか、行ってみないとわからないのです。
(だって、まだ誰も行っていないのですから)
■SEOの世界で言われていることは、当たり前のことだけ
上の赤髪の方が書かれていることも、
結局コロンブスなどが言っていることと同じで、
いい意味で「当たり前」のことなのです。
SEOの世界で大事なことを突き詰めていくと、
結局のところ、すべて人間として当たり前のことに
行き着くんですね。
上の方の記事のアクセスが減らなかったのも、
記事の内容が面白かったからだと思います。
これがもしつまらない死んだ記事だったら、
多分実験は失敗していたでしょう。
結局のところSEOで重要なのは、
その文章が生きているかというマンパワーだけであり、
これからのGoogleはますますその傾向が
強くなっていくでしょう。
SEOで強くなるためにも、
そもそも人間として正しい思考回路を得るためにも、
そういう傾向に適応したいものです。