SEO的には、キーワードは文章の前半に多めにして、
後半は少なめにした方がいいと言われています。
この記事では、その理由について考えます。

キーワード

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■最初から本題に入っているという証拠

たとえばこれが逆だったらと想像してみましょう。

サイトアフィリエイトというキーワードで
ヒットさせたいのに、サイトアフィリエイトという
言葉が登場するのが後半で、それまではずっと
別のキーワードがメインになっている。

結論
この場合、「何かの話題について語った後、
類似の例としてサイトアフィリエイトを紹介している」
という風に検索エンジンが認識してもおかしくないですよね。

もしかしたら、より根本的な話をするために、
サイトアフィリエイトと似た何かの話題について語って、
その後で本題に入ったのかも知れません。

しかし、こういう語り方はリアルの会話だったとしても、
最後まで集中力を持って聞ける人は少ないですよね。

集中力
よほど興味のある話題だったら別ですが、
大抵の場合は先に結論を聞きたいはずです。

というわけで、リアルの会話を考えた上でも、
やはり前半にキーワードが多い方がよりいいので、
これはSEO的にも有利と言えるんですね。


■ただし、文章が自然であることが一番

これはキーワードの前半後半に限った話ではないのですが、
基本的にSEOでいいと言われていることは、
あくまで「文章が不自然にならない程度」という
絶対条件がついています。

Googleが今一番嫌うのは、人間として不自然な文章です。
いわゆるワードサラダという、自動翻訳のように
言葉がぐちゃぐちゃに入り交じっているものですが、
こういうものはGoogleがもっとも嫌うものの一つです。

不自然
なので、SEO的にいいと言われているテクニックも、
基本は文章として自然である、というのが条件なんですね。

極端な話多くの人にシェアしてもらえるような
いい文章だったとしたら、SEO的な仕掛けなど一切何も
していなかったとしても、それで十分なのです。

なので、あくまでここで書いたSEOの知識は
できたらやる、という程度のものでいいのですが、
「どちらがSEO的にいいのかわからないと不安」
という方も多いでしょう。

そういう方の場合は、SEOの知識も知った上で書けば、
より自信を持って迷いなく文章を書けるようになるので、
結果として文章としてもクオリティの高いものになるでしょう。